群馬県立中央中等教育学校
Gunma Prefectural Chuo Secondary School
群馬県立中央中等教育学校
Gunma Prefectural Chuo Secondary School
私は今回尾瀬に行って、ガイドブックで見るよりも食害の被害が大きかったことに驚きました。広い範囲の中にある水芭蕉の葉が、茎を残して全て食べられていて、ひどい時は群落一つ丸々なくなることもあるそうです。尾瀬のこのような問題の解決に向けて、もっと若い人に尾瀬のことを知ってもらうために、自分の研究をがんばっていきたいです。(1年1組 小山愛結)
私は尾瀬に行くのは初めてでしたが、ガイドさんの案内のおかげで、楽しんで尾瀬に行って来れました。尾瀬の説明はくわしくて、しかも面白くて、とてもためになりました。
バスを降りた鳩待峠から山ノ鼻までの山道では、「これは○○という木だよ」というふうに説明して下さったり、「ここの水は、30年前のものが流れているんだよ」というふうに触らせて下さったりしました。また、温泉に入ってからも、「この葉の香りをかいてごらん。」と私たちも体験したことは忘れないそうなので、きっと、今回の尾瀬のことも忘れないと思います。
ガイドさんには、新聞を作るために私たちからたくさんの質問をさせていただきました、1つ1つ丁寧にわかりやすく答えていただきました。初めての尾瀬で不安ばかりでしたが、ガイドさんのの案内のおかげで、「尾瀬ってこんなに魅力的な場所だったんだ!」ということを知り、また行きたいと思いました。(1年3組、菊池理子)
一度、尾瀬に行ったことがありましたがしらないこともたくさんありました。しかし、ガイドさん、尾瀬の貴重な植物について、また私の調べる食害についてもたくさんの知識をもらうことができたことをうれしく思います。話しをしていくうちに尾瀬に興味を持っていなかった私も興味を持ち始め、そこらに咲いている、様々な花の名称について、質問をしたり、私の食害についても調べる範囲を広めて、より詳しい調べ学習にすることできました。そのため新聞も内容の濃いものとなったと思います。(1年4組、高橋莉紀)
1 目的
課題研究の内容(主に研究テーマの設定や研究方法の妥当性)について、SGH連携機関等の講師を招き発表し、上級生や下級生、教員も交えて議論し、課題研究の内容を充実させる。
また、ポスターセッション等を通して、課題発見能力やコミュニケーション能力等を向上させる。
さらに、上級生や下級生の発表を見たり、講師等からの助言を聞いたりすることで、今後の研究活動の目標やイメージを明確にし、研究活動に対するモチベーションを高める。
2 日時と会場
平成29年9月12日(火)~13日(水)
群馬県立中央中等教育学校 群馬県高崎市新保田中町184 tel027-370-6663
3 日程と会場の詳細
(1)9/12(火)World Citizen科の発表
「グローバルな社会課題やビジネス課題、多文化理解をテーマにしたグループ研究」
第2校時10:00~1学年「Multi CulturesⅠ」2階各教室
第3校時11:05~2学年「Multi CulturesⅡ」2階各教室
第4校時12:45~3学年「Global StudiesⅠ」3階各教室
第5校時13:50~4学年「Global StudiesⅡ」3階各教室
第6校時14:55~5学年「Global StudiesⅢ」4階各教室
(2)9/13(水)地球市民育成プロジェクト(総合的な学習の時間)の発表
「郷土群馬や日本、現代国際社会等をテーマに自己の在り方生き方を考える個人研究」
第2校時10:00~1学年「ESD尾瀬学習」2階各教室
第3校時11:05~2学年「群馬探究」2階各教室
第4校時12:45~5学年「世界へ発信」3階各教室
第5校時13:50~4学年「世界探究」3階各教室
第6校時14:55~3学年「日本探究」3階各教室
4 発表方法
(1)World Citizen科
4人組のグループ(32班)が、8会場にわかれて発表する。
1,2学年は紙芝居、ポスター、3学年以上はタブレットPCでパワーポイントのスライドを用いた8分間のセッションを4回行う。4分以内で口頭発表、4分程度で質疑応答、4分程度で修正(発表者)・準備・評価等とする。ただし、5学年は発表を5分以内、質疑応答等を4分程度、修正(発表者)・準備・評価等を3分程度とする。
(2)地球市民育成プロジェクト(総合的な学習の時間)
個人(128名程度)が、12会場にわかれて発表する。
KP法(紙芝居プレゼンテーション法)で8分間のセッションを4回行う。
4分以内で口頭発表、4分程度で質疑応答(手持ち資料の使用可)、4分程度で修正(発表者)・準備・評価等(移動時間・まとめ含む)とする。
5 外部講師
連携機関等から講師を派遣していただき、指導助言を受ける。
6 その他
グローバルウィークは、9/11(月)~9/16(土)の6日間とし、課題研究の中間発表会の他に、昼休み・放課後等に行うSGカフェ(ミニ講演会・交流会)や合同成果発表会(9/16群馬県総合教育センター)などでの発表も含め、詳細を別に計画する。
7/22(土)に、高崎市文化会館で学校説明会が行われました。
当日、1000人を超える皆様にご来場をいただきありがとうございました。
学校長の挨拶の後、学校概要と入学選抜についての説明があり、引き続き生徒会本部役員の生徒から学校紹介と活動紹介が行われました。英語スピーチと少年の主張の発表も好評でした。
学校説明会でいただいた主な質問への回答 | 29年度 | |||||||
7月の学校説明会でいただいた主な質問の回答を掲載します。 受検に際して参考になれば幸いです。 | ||||||||
Q:小学校のスポ少でなくクラブ活動の公式戦の実績は調査書に記入、配慮されるのか? | ||||||||
A:調査書の記載内容については、「入学選抜実施要項」の別記「調査書の作成について」に示されており、在籍されている各小学校がそれに沿って作成します。小学校に報告していない実績については担任の先生に報告してください。作成に当たっては日数を要しますので、早めに小学校に申し出てください。 | ||||||||
Q:前期修了時の他校への編入は可能か? 入学後高校入試を受験する人はいるのか? | ||||||||
A:本校は中高一貫校ですので、原則として前期修了時に他の高校に進学することはありません。しかしながら家庭、本人の事情等で他の高校を受験する必要のある生徒がいた年もありました。前期修了時の編入は制度上ありません。高校受験となります。 | ||||||||
Q:帰国子女の場合、試験や調査書で考慮してもらえるか? | ||||||||
A:入学選抜の実施に当たって帰国子女に対する特別な考慮はありません。調査書等は記載内容によっては不利益が生じないようにします。 | ||||||||
Q:部活動で記載されていない競技への中体連等の大会参加はできないとあるが、個人で申し込む大会は参加できるのか? | ||||||||
A:中体連等の大会参加のためには選手の登録や役員派遣が必要になりますので、本校に存在しない部活動での参加はできません。個人で参加申込みが可能であっても、引率教諭が必要な大会には参加できないので、参加資格、条件等をよくお調べいただきたいと思います。個々の活動で力を発揮してくれている生徒についても申し出があれば、他の部活動同様表彰伝達等で紹介をしています。 | ||||||||
Q:部活動について ①部活動は全員入部か? 習い事の関係で入部しなくてもよいか? 部活動以外のクラブでの活動はしてもよいのか? ②前期生、後期生の部活動への参加割合は? ③部活動の朝練の時間、放課後の終了時間は? ④同好会と部活動の違いは? 新しい同好会はつくれるのか? | ||||||||
A:①②部活動への参加は、前期後期ともに強制ではありませんが、前期はほぼ全員、後期は多い年は85%程度の生徒が部活動に参加しています。入部をせず自分の習い事や学校外のクラブ活動を行っている生徒もいます。③自主練習として朝練習をしている姿が見られますが、朝練習の時間は決められていません。部活動ごとに事情が違います。放課後の終了時間は、前期は夏場が18時30分、冬場が18時、後期は通年で19時です。④部活動の前段階が同好会で、部活動と違い会員が0になればなくなります。部室や予算もありません。生徒会に部活動に関する規定があり、それを満たせば同じ志を持つ仲間と同好会を作ることも可能です。 | ||||||||
Q:海外の大学への進学者がいないのには理由があるのか? | ||||||||
A:本人、家庭の希望する進路目標を達成するのが、本校の進路指導です。最終的に海外の大学を希望する生徒が少ないというのが現実で、海外の大学が9月はじまりといったことも影響しているかもしれません。今年の3月卒業生の中には、現在海外への大学進学(9月から)の準備を進めている者もいます。 | ||||||||
Q:車での送迎はできないのか? | ||||||||
A:自転車、徒歩、公共交通機関を利用した「自力登校」が強い子どもを育てるとの考えから、自家用車での送迎は極力控えていただくようにお願いしています。やむを得ず送迎する場合は決められた経路に従い、決められた場所での乗降をお願いしています。 | ||||||||
Q:昼食について ①カフェテリアの値段は? ②教室で昼食を食べるのは禁止されているのか? | ||||||||
A:①現在のメニューと値段をいくつか挙げますと、麺類210円、定食360円、セット470円、サラダ110円等です。100円以内で買えるサイドメニュー(ポテトフライ等)もあります。②昼食はもちろん教室で食べられます。お弁当の生徒は教室で友達と食べていますし、カフェテリアを利用する生徒と一緒にお弁当を持ってカフェテリアに行く生徒もいます。 | ||||||||
Q:オープンスクールについて ①駐車場は? ②質問はできるのか? ③子どもだけでの参加は可能か? | ||||||||
A:①駐車場は近隣の大学の駐車場を借りるなどして準備をしていますが、一般県民にも公開しており、数には限りがあります。出来るだけ乗合わせていただくか、公共の交通機関を利用していただき、お越しください。オープンスクールの時間等詳細は、9月下旬にはWEBページや各小学校宛に連絡する予定です。②授業、施設をご覧頂くのが目的なので、質問を受ける機会は設けていません。③お子さんだけの参加については、安全性などを考慮し、ご遠慮いただきたいと思います。 | ||||||||
Q:1年のクラス編成は地区など関係はありますか? | ||||||||
A:前期のクラス編成については詳細については回答できませんが、4つのクラスに色々な面で差ができないように編成しています。 | ||||||||
Q:保護者の役員活動について詳しく教えてください。 | ||||||||
A:本校は高校PTA連合会に加入し、活動しています。活動をしてくれる保護者を募り、各種委員会に所属し、例えば、進路委員会では毎年大学訪問を行う等の活動をしています。保護者の多くの方が協力をしてくださっています。 | ||||||||
* 受検に関する質問につきましては「入学者選抜実施要項」をよくお読みください。 |
富岡製糸場は多くの人々の努力があり、世界遺産に登録されたのだと思った。平成15年、県知事が富岡製糸場を世界遺産にということを提案した。しかし、子供の頃遊んでいたところが世界遺産になるわけないという意見が多くあった。しかし、ボランティアグループができ、その人たちを中心に、富岡製糸場の魅力を紹介し、たくさんの人に知ってもらう活動などをした。たくさんの活動をし、11年という長い年月をかけ平成26年、世界遺産に登録された。
ボランティア活動をしてきた、たくさんの人々のためにも富岡製糸場や絹を守り未来に伝えることが大切だと思う。自分はその1歩として、絹について詳しく知るために1年間研究を頑張りたい。(2-4, M.Y.)
3年3組 |
2年3組 |
3年4組 |
1年2組 |
2年2組 |
1年1組 |
2年4組 |
1年3組 |
3年2組 |
2年1組 |
3年1組 |
1年4組 |
戦争が終結してから70年余り、私の祖父も終戦から数年後に生まれた戦後生まれで、私の家には戦争を本当に知っている者は誰もいない。私も、戦争をテーマにしたテレビドラマを見たことがあり、どこの戦いで勝った・負けたは多少知っていたけれど、徴兵されずに町で暮らしていた人や、夫を徴兵されてしまった母子たちがこの戦争をどんな風に思ってどんな風に生きたのかということはまったく知らなかった。「東京大空襲3・10」を見て、軍部や政府が始めた戦争に巻き込まれたのにも関わらず、思想を強要され、情報を統制され、乏しい食料で生活した人々の息苦しさが伝わってきた。爆弾が東京の下町に落とされて、人々が逃げ惑う姿はとても残酷だった。しかし、その中でも、お互い助け合いながら生きようとする人々の心は、とても美しいと思った。そして、そんな心を持った人々が何十、何百万人も殺されたかと思うと、戦争というものが絶対に起こってはいけないものだと感じた。私は、この演劇を見て、戦争を起こしてはいけないという考えや、一人の人間の命の価値が最高のものであると考える感覚がもっともっと世界中に広がっていってほしいと思った。 最後に、テレビやドラマや映画と比べて、セットも人も大規模ではないにも関わらず、場面が変わると空気がガラリと変わり、ステージから遠く離れた場所の私の席にもその空気がひしひしと伝わってくるこの演劇に圧倒されました。素晴らしい演劇を本当にありがとうございました。(2年)
私は今回初めて演劇というものを観させていただきましたが、そこからテレビや本などとは違った別の世界観、迫力を強く感じました。また、役者さんがその人物に完全になりきって演じていたのを観て、とても感激し強い憧れを抱きました。 観劇し終わって、二つの強く心に残るものがありました。一つは、劇が始まってからすぐは少し滑稽味を感じさせる雰囲気があったのにもかかわらず、クライマックスシーンではその場で実際に見ているようなジーンと心に迫る演技や展開で観客を感動させていたことです。もう一つは、「失って気付く大切さがある」ということです。日々の生活の中の些細なことをはじめとして人の命、平和など、非常事態のようすを観て本当に大切なものなのだと感じました。そして、つい忘れがちになってしまう両親や友人、先生や知り合いの人たちの存在とその繋がりの大切さを、これからは意識して日々生活していきたいと思いました。(3年)
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。 イントロであれだけコメディ風だったにも関わらず、最後の方になると重苦しさがどんどん増してきて、戦争の悲惨さが分かった。日頃テレビなどスクリーンを通して戦争について触れることはあるが、演じているのを直接見ることは初めてだったが直接ならではの迫力が感じられた。戦争を後世に語り継いでいくことが今の時代に生きる私達に課せられた使命だと改めて実感できた。貴重な経験をどうもありがとうございました。(4年)
最初に明るくて気軽な雰囲気を展開してくださってくれたおかげで親しみやすい演劇でした。のめり込んでいるうちに、本質である「戦争」の話に入っていて気づけば私は涙を流していました。周りに戦争を経験した方が少なくなった今、演劇によって苦しみ、悲しみを感じることができて、とても良い経験になりました。教科書に中では「東京大空襲」のたった5文字で終わってしまう出来事の中には、10万人のそれぞれかけがえのない人生があり、愛や助け合いの精神が燃えさかる炎の中に存在していることを知りました。「戦争」からは何も生まれない、その上愛が壊されるそれらのことをふまえながら今後の人生を歩んでいかなければならないと感じました。役者さんたちの熱い想いが私の心に届きました。良い演劇をありがとうございました。(5年)
私の祖母は東京大空襲の初期、東京にいて空襲がひどくなる直前に群馬に疎開してきたそうです。祖母から当時の話は何度も聞かされていますが、私は関係ない、という思いが心底あって昔話のように聞いていました。だから今回の講演も、"遠い昔の悲惨な出来事"と軽く捉え、そういう心構えでいました。しかし終盤にさしかかると、その迫力とリアリティーに圧倒されてしまいました。口頭で「悲惨だった」とか「忘れてはいけない事実」と言われても正直、重く受け止めていませんでしたが、実際にお芝居を見てその世界に入り込むことでよりその実態をつかむことができ、新たな知識を得ることができました。あれ程の惨事の中でも人々が助け合い、指揮をとり、励まし合う姿に感銘を受けると同時に、人間の強さとあたたかみを感じました。(6年)
みんなで協力して「火」を起こした。12回くらいやったけど、1回しかつかなかった。しかしだからこそ、1回ついたときの感動と達成感がすごかった。「協力」する大切さを学んだ。(1組のYさん)
三原則
今日は生活態度についてより詳しく学びました。あいさつの三原則、話を聞くときの三原則など、これからずっと使うような大切なことです。これからも忘れず、自分で考えて行動したいです。
中村先生の言う「あいさつの三原則。」①相手の目を見る。②相手より早く声をかける。③つま先を相手に向ける。「話を聞く三原則」①相手の目を見る。②うなずきながら聞く。③ときおり、笑顔を向ける。(2組のKさん)
ウォークラリー
ウォークラリーではビンゴに書いてある自然の中でしか見られないものも見つけられたのでとてもよい経験になった気がしました。中には須永先生のひげや、さわやかな笑顔の方も見つけられました。班のみんなで協力できたと思います。(3組のAさん)
キャンプファイヤー
キャンプファイヤーの火を違う角度から見たら、まるで小さいひとつひとつの火が集まって、ひとつの大きな炎になっているみたいで、自分たちもあんな感じに、みんなで協力してひとつの輪を作りたい。星がたくさん見られた。(4組のCさん)
5年生の地球市民育成プロジェクト(総合的な学習の時間)の「世界へ発信」の英語論文を紹介いたします。(ダイジェスト版です)
全生徒の研究(Abstract)英語研究論文要旨.pdf
第8期生6学年主任 星 野 亨
福岡堅樹(ふくおか けんき)氏
福岡県出身。
5歳からラグビーを始め、福岡高校3年時に花園(全国高校ラグビー大会)に出場した。
高校時代は医学部進学を目指して勉学に励み、進学した筑波大学1年時にジュニア・ジャパンに選出された。大学2年時には全国大学選手権などで活躍し日本代表となり、昨今のラグビーブームの火付けとなった2015年のラグビーワールドカップで活躍した。今年度、パナソニック・ワイルドナイツに入団し、スピードを生かしたプレーでチームに貢献している。また、リオデジャネイロ五輪から正式種目になった7人制ラグビーの日本代表選手(セブンズ)としてベスト4まで勝ち上がったことは記憶に新しい。趣味はピアノとゲーム。座右の銘は“Stay hungry, stay foolish.”
次に...
三つ目はしっかりとルールを守ることができ、多くの事を学んだことだ。電車の中でうるさくしない。スマホは出さない、使わない。買い食いはしてはいけないなど当たり前のルールを守ることができた。とても当たり前のことかもしれないが、自由に行動できるからこそ、大切なのだと思った。そしてそれだけでなく、あいさつやお礼などもしっかりできたと思う。
最後に、今回学んだ多くのこと、研究に関わることだけでなくあいさつや思いやり、全てのことをこれからの研究に役立て、よりよい研究、発表になるように努力していきたいと思う。
2組
私のテーマは「絹遺産と近代化と私〜絹遺産による近代化と経済効果〜」である。テーマの通り私は「近代化」というキーワードを元に研究を進めようと思ってる。富岡製糸場を建てた当時もその時代よりも新しい設備やプランの元近代化されていたと思った。今の時代もその時代がより近代化してきている時代であるのだ。このような考えを持ち群馬巡検にいったものである。
富岡製糸場設立当時、日本では手に入れられないものをフランスから輸入した。蒸気エンジン、フランス式繰糸機、ガラス、サッシ、パテーなどがある。蒸気エンジン通称「ブリュナエンジン」。フランス式繰糸機はフランスでは旧式であったため安かったらしい。また、自然光が必要だったが日本ではまだガラスを作る技術が無かったため海を渡ってきたらしい。特に繰糸機は小柄な日本人のために台を低くしてもらっていた。また、湿度が高い日本で糸をつくるため、「揚げ返し」ということを行っていた。揚げ返しをしないと、糸同士がくっついてしまうからである。私はこれらのことを知り、良く考えられていてそういうところまでもしっかりしているのだなと感心した。
また、下仁田歴史館では、下仁田社のラベルかっこ(見本)を見ることができた。このラベルを貼ることにより、どこの会社のブランドなのかを示すことができた。また、富岡製糸場と下仁田の歴史についても知ることができた。
今回の巡検では新しいことをたくさん知れた。もちろん知っていた内容もあったが、その情報の正確さも確かめられたと思う。
富岡製糸場と下仁田歴史館で自分が質問したいこともきっちり聞くことができた。これらをちゃんと自分の研究に生かし、自分の研究を進めていきたいと思う。
3組
実際に調べたいものに生で対面することができて非常に良い機会になったと思います。インターネットでは分からないくわしい情報やなかなか見れないものなど体験できて、より自分の研究テーマへの興味がわいてきました。わたしは富岡産のシルクを加工してたんぱく液にしたシルクタンパク抽出液がねりこまれている食品、「食べるシルク」について調べています。私は今までシルクタンパク液に主成分のフィブロインなどの方面での研究をしていたのですが、今回巡検に行って初めてシルクタンパク液を開発した長島孝行さんのことや富岡産シルクタンパク研究会のことなどシルクタンパクに関するいろいろな方面の切り口がでてきたので世界が広がって情報がたくさんに手に入り、良かったです。
また、私は食べるシルクの良さを宣伝して他県の方などもそれを食べる目的で足を運んでいただいて富岡そして群馬全体を盛り上げることが最終目標です。だから、今回はシルクタンパク液を配合しているお菓子を食べることでどんな良い効果があるかを知ることができました。例えば、シルクタンパク液の中のフィブロインにはアミノ酸が含まれていて肌にうるおいも持たせたり、難消化性でメタボ対策にもなる。そして、無味無臭なので食品に配合しても違和感がなく、なめらかな食感を引き出してくれます。そんな、食べることによっての「メリット」をたくさん知ることができて良かったです。今後は、まだあまり広く知られていない「食べるシルク」をどのようにして食べてみたいと思ってもらうかを考えていきたいと思います。その中でもまずはそのお菓子を食べることによってのメリットをさらに調べて多くの人の興味や関心をよせられるように下準備をしていきたいと思います。今回で実際にお店をうかがえてとても良かったです。
4組
群馬巡検は、暑い中、しかも移動の半分は徒歩なので疲れたが、本やインターネットではなく現地ででしか得られない情報を集めることができた。特に、織物参考館〝紫“では、1500年ほど前の「おもり機(ばた)」から現在もこの工場で使われている「コンピュータージャカード」まで、機械の進化のようすを見ることができた。やはり、本やインターネット上の写真ではなく、本物を近くで、生で見たほうが、機械の仕組みや工夫もわかりやすかった。ほとんどの機械はガイドさんが実演してくれ、ジャンボ高機(たかはた)や半高機は自分たちでも体験できたので、織ることの大変さや苦労を少しは共感できたのではないかと思う。また、ガイドさんの説明もわかりやすく、たくさんの情報が得られた。
文化むらでは、実際に旧対比地家(ついひちけ)住宅に入って見学することができた。移築されたものだそうなので、当時と全く同じわけではないだろうが、屋根などに養蚕農家ならではの工夫を見ることができた。また、養蚕を含む農機具もたくさんあり、見ていて楽しかった。写真も撮ったので、後のまとめなどにも使えると思う。さらに、少し絹遺産からはずれてしまうが、大泉町にはポルトガル語の看板が多く、文化むらにもいくつかポルトガル語の貼り紙があって驚いた。
また、普段の授業と異なる〝学校外“での活動だった。だから、いつもは乗らない電車などの利用、公共マナーについても気にかける機会が多かった。そういった経験もできたので、よかった。移動は電車と徒歩、その上炎天下だったので大変ではあったが、総合の授業としての情報収集、学校外での活動、公共の場でのルールやマナーなど、たくさんのことを学ぶよい経験になったと思う。
平成27年度SGH課題研究発表会 実施要項
群馬県立中央中等教育学校
1 目的
課題研究の研究内容について発表し、上級生や下級生を交えて議論するとともに、SGH連携機関等の講師等から助言を受けることで、課題研究の内容を充実させる。併せて、今後(次年度以降含む)の研究活動の目標やイメージを明確にし、研究活動に対するモチベーションを高める。
2 会場
群馬県立中央中等教育学校 群馬県高崎市新保田中町184 Tel 027-370-6663
3 日時と会場の詳細
(1)全員発表会
①2/9(火)World Citizen科(学校設定教科・選択教科)
<12分(発表8分程度)×32班×5学年>
「グローバルな社会課題やビジネス課題、多文化理解をテーマにしたグループ研究」
第1~2校時 8:55~10:55 第1学年「MultiCulturesⅠ」@2階1学年教室
第 3 校時 11:05~12:00 第3学年「GlobalStudiesⅠ」@3階3・4学年教室(4年聴衆)
第 4 校時 12:45~13:40 第4学年「GlobalStudiesⅡ」@3階3・4学年教室(3年聴衆)
第5~6校時 13:50~15:50 第2学年「MultiCulturesⅡ」@2階2学年教室
第5~6校時 13:50~15:50 第5学年「GlobalStudiesⅢ」@4階5学年教室
②2/10(水)地球市民育成プロジェクト(総合的な学習の時間)
<5分(発表4分以内)×32名×4クラス×5学年>
「郷土群馬や日本、現代国際社会等をテーマに自己の在り方生き方を考える個人研究」
第1~3校時 9:00~12:00 第1学年「ESD尾瀬学習」@2階1学年教室
第1~3校時 9:00~12:00 第2学年「群馬探究」 @2階2学年教室
第1~3校時 9:00~12:00 第3学年「日本探究」 @3階3学年教室
第1~3校時 9:00~12:00 第4学年「世界探究」 @3階4学年教室
第1~3校時 9:00~12:00 第5学年「世界へ発信」 @4階5学年教室(英語で発表)
(2)クラス代表・テーマ代表発表会 2/16(火)
World Citizen科 <12分(発表8分程度)×4~8班>
地球市民育成プロジェクト <5分(発表4分以内)×4~8名>
第 1 校時 8:55~ 9:50 第1学年「Multi CulturesⅠ」@カフェテリア
第 1 校時 8:55~ 9:50 第2学年「Multi CulturesⅡ」@中央ホール
第 2 校時 10:00~10:55 第2学年「群馬探究」@中央ホール
第2~3校時 10:00~12:00 第4学年「Global StudiesⅡ」@カフェテリア
第 3 校時 11:05~12:00 第1学年「ESD尾瀬学習」@中央ホール
第 4 校時 12:45~13:40 第3学年「日本探究」@中央ホール
第 4 校時 12:45~13:40 第4学年「世界探究」@カフェテリア
第 5 校時 13:50~14:45 第5学年「Global StudiesⅢ」@カフェテリア
第5~6校時 13:50~15:50 第3学年「Global StudiesⅠ」@中央ホール
第 6 校時 14:55~15:50 第5学年「世界へ発信」@カフェテリア(英語で発表)
(3)全校成果発表会 3/2(水)8:55~13:00@体育館
9:00~10:00 地球市民育成プロジェクト <発表4分以内×1名×5学年>
10:10~12:00 World Citizen科+海外研修 <発表8分程度×1班×5学年+海外研修>
12:10~13:00 ポスターセッション(昼休み)<2/16及び3/12発表のWC班+海外研修>
4 その他
昼休みに、SGカフェ(ミニ講演会・交流会)またはポスターセッションを実施する。
本校では、10月24日(土)にオープンスクールを開催いたします。普段の生徒や授業の様子をご覧いただける機会です。受検を検討中の皆さんをはじめ、多数の方のご参観をお待ちしています。当日は、入学願書等の配布も行いますので、是非、ご来校くださいますようご案内いたします。
*入学願書等の配布は授業公開時間内(10:00~14:45)に行います。
期日:平成27年10月24日(土)
授業公開 10:00~14:45(受付 10:00~14:10)
*事前の申込は必要ありません。
(1) 参加申込みは必要ありません。当日直接ご来校ください。
(2) 駐車場は、本校の「北グラウンド」または「群馬医療福祉大学北駐車場」をご利用してください。できるだけ乗り合わせ等にご協力ください。
また、駐車場の解錠時間は9:30、施錠時間は15:00です。係の指 示に従って駐車してください。(*裏面参照)
(3) 上履きと下足入れ(ビニール袋など)を持参してください。
(4) 当日の校時は、次のとおりです。
2校時 10:00~10:55
3校時 11:05~12:00
(昼休み 12:00~12:45)
4校時 12:45~13:40
5校時 13:50~14:45
(5) 本校カフェテリアは、生徒の利用時間以外の11:00~12:00および12:45~13:45に利用可能です。
(6) オープンスクールに関する緊急の連絡は、本校WEBページに掲載します。
* 駐車場へは、東側①より進入してください。②からは右折になり渋滞が予想されますので、なるべく避けてください。南門からの進入はできません