合同
科学部と聞いてどんなことをしている部活か想像できますか?クラスメイトに「科学部っていつも何をしているの?」と聞かれるのは科学部あるあるです。科学だから薬品を使って爆発実験?それとも校庭でペットボトルロケット?いいえ、私たち中央中等科学部の主な活動は研究です。前後期合同、文系理系関係なく、四十四人の部員がそれぞれ興味のある研究分野に分かれ、各大会や発表会に向けて日々活動しています。
科学部は大きくロボット、中庭、ケフィアの三つの研究に分かれています。それぞれの研究について紹介します。
一つ目はロボットの研究です。二人から四人のチームを作り、ロボカップジュニアという大会に向けて自ら課題を考えロボットを制作しています。被災者救助を模した迷路探索競技や、ダンス・劇などを行うパフォーマンス競技に出場しています。今年度は六個のチームに分かれて活動をしています。また、後期生は競技を行う上でのセンサの課題などについて研究し、群馬県理科研究発表会で発表をしています。第七十二回大会では最優秀賞を受賞し、夏に開催される学芸部のインターハイとも言われるかがわ総文祭に出場予定です。
二つ目は中庭の研究です。本校校舎の南側にある、濁ってしまっている溜め池の水質を改善することを目標として活動しています。また年に四回、池周辺の自然環境調査も行っています。今年度は、紫色の藻の増殖原因や活性炭などの物質の投与による水質改善方法について研究し、群馬県理科研究発表会やQST高崎サイエンスフェスタなどの発表会で活動を報告しました。
三つ目は、ケフィアの研究です。大腸がんの予防に効果があるといわれるミルクケフィア、また対アレルギー効果があるといわれるウォーターケフィアの効率的な培養方法について二班に分かれ研究しています。それぞれ牛乳に含まれる乳糖、水分に含まれる糖質によって培養でき、毎週植え継ぎをしながら実験をしています。今年度は群馬県理科研究発表会でその成果を発表しました。
研究活動以外にも、SSH合同発表会や科学の甲子園ジュニアなどに参加しています。他の団体との交流を通して自分たちの研究をさらに発展させ、また自身の科学的思考を深めています。夏休みには毎年恒例の池掃除を部員全員で行い、学年間の交流も大事にしています。
また五月の朋友祭ではバスボム作り体験教室を開き、多くの方々に参加していただきました。ご参加してくださった皆様本当にありがとうございました。予想を遥かに超える人気で、一日目終了後に急遽材料を買い足したにも関わらず、二日目の午前中には材料が終了してしまうほどでした。この活動が一人でも多くの方にとって「科学って面白い」と気づいたり、改めて思ったりする瞬間であったのなら幸いです。次回以降の朋友祭もご期待ください!後輩たち頑張ってね!
今年一年部長を務める中でこの科学部での五年間をふと思い返す瞬間がたくさんありました。後輩が高校生になったり、後輩にさらに後輩が増えたり、この前まで一緒に活動していた先輩がOBとして遊びに来てくれたり。当たり前のことですが部活を引っ張っていく代になってしまったと、自分ももう引退が近いと感じました。私はこの科学部で、発表を通して人と繋がる面白さを学びました。すごく破天荒な部長だったと思いますが支えてくださった同期たち、後輩たち、先輩方、先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。科学部のさらなる発展を願っています。