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Multi-Cultures海内研究(3学年代表)

 現在世界の多くの国でUHCの実現を目指している。UHCとはすべての人が経済的な困難を伴うことなく保健医療サービスを享受することを意味する。アフリカ諸国でも、UHC実現に向けて世界の国々とともに様々な取り組みが行われている。アフリカ諸国においてのUHC実現のための問題は、大きく「財源」「物理的障壁」「文化的障壁」の3つに分けられることが分かった。また私たちはそれらに対しての解決策を提案したい。

第8回卒業証書授与式

 ご卒業おめでとうございます!第8期生122名が、それぞれの目標に向かって巣立っていきました。この6年間のひとつひとつの経験が、今後の人生のなかで自分を導き、困難に打ち勝つ力になってくれると信じています。本校の教育理念である「地球市民」らしく、みなさんが世界のあちこちで活躍する姿が目に浮かびます。自分が見たもの、感じたもの、経験したこと、手掛けていることなどを私たち職員や、後輩たちに聞かせてください。また会えるときを楽しみにしております!


第8期生6学年主任 星 野  亨


Multi Cultures 課題研究(2学年代表)

 食品ロスの現状と、それによる環境への被害から、食品ロスの危険性を確認し、その量を減らすために今後日本のフードバンクが行うべき活動を提案することを目的に研究を行った。その結果、食品ロスは国内で多く発生しており、それによって発生するCO2は地球温暖化に繋がる深刻な環境問題であることがわかった。現在、日本のフードバンクには認知度の低さや無償の奉仕活動に対する参加価値の低さなどを原因とした「支援者不足」という課題がある。フードバンク先進国のアメリカのフードバンクではメディアを利用したPR活動を行ったり、国や民間団体と連携した特典付き支援を行ったりしてその課題に取り組んできた。これらのことから私たちは、ホームページの充実などのメディアを利用してPR活動、支援者にとって魅力的な特典付き支援活動、そして日本の国土面積の狭さを利用した地域密着型のフードバンク活動の実施の3つを提案する。

平成28年度 開校記念式・記念講演会 (UPDATE)

 福岡堅樹(ふくおか けんき)
 福岡県出身。
 5歳からラグビーを始め、福岡高校3年時に花園(全国高校ラグビー大会)に出場した。
 高校時代は医学部進学を目指して勉学に励み、進学した筑波大学1年時にジュニア・ジャパンに選出された。大学2年時には全国大学選手権などで活躍し日本代表となり、昨今のラグビーブームの火付けとなった2015年のラグビーワールドカップで活躍した。今年度、パナソニック・ワイルドナイツに入団し、スピードを生かしたプレーでチームに貢献している。また、リオデジャネイロ五輪から正式種目になった7人制ラグビーの日本代表選手(セブンズ)としてベスト4まで勝ち上がったことは記憶に新しい。趣味はピアノとゲーム。座右の銘は“Stay hungry, stay foolish.



演題「有言実行」(感想)
 この講演の中で最も印象に残った言葉は「Never be happy.」だった。こんなにも衝撃的な言葉はあまりないと思う。日本のラグビーという全くスポットライトを浴びていなかった分野を数年のうちに注目の話題にしたのはこの言葉のように厳しい指導により成された結果だと思う。日本人の体格の劣りは大きな弱点であるが頭を使ってそこをカバーし、勝利してきた日本チームの勝因は、指導者はもちろん、この「Never be happy.」のもとで厳しい練習に対応していきた選手
が一丸となって持っていた勝利の執念であろう。福岡さんのお話の中には、所々に向上心の強さが表れていて、やはり世界で勝ち進む人には、どこまでいっても常に向上心が必要なのだと感じた。福岡さんは人生において何度か挫折をしたことがあったが、そのまま挫折によるネガティブな部分に引き込まれるのではなくて、ポジティブな側面を見つけて、ここまで良い流れに乗ってきた。挫折の中でポジティブな考えを身につけるのはそう簡単なことではない。しかし、これから大学入試を迎える私たちには良い結果ばかりが待っているわけではない。悪い結果を得たときに、それを自分がどれだけポジティブに捉えられるかが、自分の人生の幸せにおいて重要だと思う。だから、難しくても挑戦すべきだと思った。(6年4組、明石 伊生)

 私は、今日の講演を聞き、人生においてマイナスの出来事は、自分自身の考えによりプラスにも成り有るということです。私にも、挫折の経験が何度かあります。ですが、その挫折をプラスに変えられたこともあれば、そのまま諦めてしまうこともありました。私が6年生だった時、学校中で選ばれた人のみが出場することのできる陸上大会に出場するという目標を持っていました。 しかし、結局この目標は達成できませんでした。ですが、私はこの目標の不達成により得たものがあります。それは、陸上の楽しさです。6年生の時目標に向かって努力していたからこそ、目標こそ、達成することはできませんでしたが、私は、それを越える価値あるものを得ることができたのです。今、自分が陸上部を続けているのも、その挫折があるからかもしれません。きっと、これからたくさんの挫折を経験することがあると思います。しかし、挫折を生かすも生かさないも自分でやり、その結末を決めるチャンスでもあるのです。だから、私はこれから、挫折と言うマイナスはプラスに変えられるようにしたいと思います。私の意見ですが、挫折をプラスに変えるとしても安易な思い立ちにより、決めてしまうのでは、かえって意味がないと思います。挫折は、よく考えて、今後を決めることにより、1番良い道を選ぶことができると思います。(1年2組、濵野 彩香)