カテゴリ:学校行事

「そうだ修学旅行に行こう」~奈良・京都3年生修学旅行~

 この修学旅行で多くのことを感じ、学ぶことができました。今まで教科書の上でしかみたことがなかった、歴史的な建造物や古都の文化に直接触れたことで、日本文化の魅力を改めて感じました。また班行動や是延滞での行動を通して、公共のマナーを守ること、メリハリをつけること、先を見て行動することなどの大切さに改めて気づくことができました。
そして、仲間との絆もより一層深まったと思います。この3日間で学んだことを生かして、今後の学校生活もさらに頑張っていきたいです。(3年2組 清水優)

 修学旅行ではどの班もたくさんのことを体験し、吸収できたと思います。奈良での活動では、今まで教科書などでみてきた大仏や阿修羅像を初めて見て、とても驚き感動しました。また、実際に目にすることができたのでよい経験になったと思います。京都の活動でも、奈良と同じく色々な場所に行き、京都の良さを感じることができました。この修学旅行で日本文化はもちろん、その他にも公共のマナーなど、沢山のことを学べたと思います。この経験をこれからの学校生活にも生かして、より充実したものにしたいです。(3年4組 飯野史穏)

〈1日目〉新幹線内で昼食を取り、時頃京都駅に到着しました。バスで奈良へ移動して、東大寺をクラスで見学し、その後奈良公園内を各班で散策しました。五重塔や大仏の迫力に驚きました。また、バスガイドさんからのお話や鹿との交流が印象的でした。

〈2日目〉班別行動が中心の1日でした。事前に準備した計画に沿って、寺院や神社の
見学などを行いました。京都の町の魅力を体全体で感じることができました。そして夕方には能の見学をしました。日本の伝統文化を肌で感じました。


〈3日目〉班でのタクシー研修でした。タクシーの運転手さんから、その建物の歴史や作られた背景などのためになる情報をたくさん伺うことができました。その後の全員での昼食、帰りの新幹線、そして全員無事に群馬に帰ってくることができました。

5学年修学旅行

<1日目>
到着後の夕飯はカーペンター29(中国料理)、ホットケーキを思い出す味が印象的でした。


<2日目>
朝食は行列で大変でしたが美味しく食べられました。


ブラックコーヒーが濃くて印象的

滞在した ホテルの遠景と左側の円柱正面玄関

ニーアン・ポリテクニックで学校交流。ニーアンの生徒達のプレゼンや和太鼓演奏などにとても自立した大人っぽさを感じました。本校からも学校紹介のプレゼン、課題研究の発表、日本舞踊、そして最後に応援団によるエールとアルプスでパワー全開をアピールしました。



午後はホテルで着替えて、シンガポール料理(骨付き肉が印象的)を食べた後、クラス毎にガーデンズ・バイ・ザ・ベイを見学し、シンガポール・フライヤーに乗りました。夜はナイトサファリで食事とトロッコのようなカートで夜の動物たちを見学しました。




<3日目>
ブラザー&シスター体験でした。大学生のお兄さんたちから駅で地下鉄の切符の買い方を教わって、それぞれ課題研究等の地域調査や事業所調査をしました。皇后大酒店の夕飯は海鮮鍋、シメはラーメンでした。その後見た水上夜景ショウは音楽に合わせ噴水が踊り、光が鳳凰や様々な模様を描き出しロマンティックでした。


<4日目>
マーライオン公園は観光客で賑わっていました。それにしても、シンガポールの日ざしはとても強く、かつて感じたことのない肌が焼ける感覚を覚えました。その後、リバークルーズでさわやかな川風を受けながらシンガポールの歴史を学んだ後、USSで楽しみました。最後の夕食会では、予期せぬパフォーマンスも飛び出し、笑いと感動の旅行をしめくくりました。


*掲載した写真等につきましては、クラスのばらつき等がありますが、ミニ紀行としてHP用に修学旅行のおおよその雰囲気を多くの方々にお知らせするために取り急ぎ作成したのものである趣旨をご理解いただきご容赦ください。

英語スピーチコンテスト(後期課程)

9月21日(木)に本校カフェテリアで英語スピーチコンテストが行われました。
後期課程の生徒全員が、夏休み中に自分で原稿をつくり独力で練習をしました。その成果を一人一人が2学期の授業で発表しクラス予選を行いました。21日に発表したのは各クラス代表です。4年生では田村維琉芽さん、北爪智佳子さん、星くるみさん、原朱伶さんが、5年生では木村瑞希さん、柴田ももこさん、菊地渉くん、持田尚人くんが発表しました。どの発表もレベルが高く素晴らしい発表でした。審査の結果、以下の4名が入賞し学校代表として高崎地区大会に出場することになりました。 

優勝:菊地 渉(5年)"Look at the Other Hole"
2位:木村瑞希(5年)"Incorporating "Free Acting" in Literature Teaching"
3位:北爪智佳子(4年)"Common Disease"
4位:柴田ももこ(5年)"Take Pride in My Own Language"




この他に4年の鴨田豪くんが海外居住者の部門でスピーチを、5年の桜井あかりさん、桜井みなみさんがプレゼンを行いました。

レチャー先生からの講評のことば

  It`s been a great contest with many wonderful speeches and presentations.  
I speak for all of the judges and myself when I say that we are very happy that we could listen to such passionate students speak today.

  There were many interesting topics. I could tell that many of you put a lot of effort and preparation into your speeches and presentations. Particularly in the content. –Many of you talked about very important issues and raised important questions for your classmates to think about.
 
  My biggest hope for all of today`s speakers and presenters, is that you continue to share your ideas and opinions after this contest. When you talk about your ideas and experiences with people, you can understand each other better. Understanding others is one of the most important skills you can have in life. 
 Today, you expressed all of your ideas in English. If you want to, you can share and exchange your ideas with people outside of Japan! That is why we study foreign languages, like English, so that the number of people we can communicate with increases, and the kinds of things we can learn about and share increase.  
  
  Learning a language takes a lot of effort and time, but the reward is great. You can talk to new people, make new friends, and learn new things –things that might be difficult to learn about in Japanese.   Please use English whenever you can and share your ideas and experiences with many different people. I`m sure both you and the other person will learn something new.  
 
  Some of today`s participants might think that their journey ends here with this contest, but I challenge you to continue: continue writing, continue speaking, and continue learning. Today was a great experience for all the participants because learning English and using the English you know is its own reward.  

  Congratulations again to all of today`s participants.  

尾瀬学習

 8月31日(木)1学年が尾瀬学校に行ってきました。前日は「明日は、雨が必ず降るので、カッパは忘れないように。」と生徒達に注意していました。当日、鳩待峠について歩き始めると天気が次第に回復し、尾瀬ヶ原では青空まで見えてきました。至仏山や燧ヶ岳の稜線も見られました。帰りのバスの中で生徒から出された感想です。「事前の課題研究がしっかりできていたので、ガイドさんの説明をよく聞くことができた。」「また、尾瀬に行きたい。」「食虫植物なども見ることができて良かった。」「鹿による水芭蕉等の食害を実際に見て、深刻だと思った。」生徒達の日頃の頑張りに天気も味方してくれたのかもしれません。


私は今回尾瀬に行って、ガイドブックで見るよりも食害の被害が大きかったことに驚きました。広い範囲の中にある水芭蕉の葉が、茎を残して全て食べられていて、ひどい時は群落一つ丸々なくなることもあるそうです。尾瀬のこのような問題の解決に向けて、もっと若い人に尾瀬のことを知ってもらうために、自分の研究をがんばっていきたいです。(1年1組 小山愛結)


 僕は尾瀬に初めて行きました。はじめはとても「疲れはしないか」「木道などをしっかり歩けるか」などといろいろ心配でした。しかし実際に行ってみると、とても楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。天気予報では雨となっていましたが、日中は太陽も出て、僕たちを尾瀬が晴れでむかえてくれたような気がします。これからさらに研究を深めていきます。その際に尾瀬のガイドさんが教えてくださったこと、実際に尾瀬に行って感じたこと、見たこと、体験したことなどを大切によりよい研究にしていきたいと思います。(1年2組 藤野統仁)

 僕が、8月31日の人生初の尾瀬を通して自分の研究のための調査の他にも、イモリなどの生物の様子、ナガバノモウセンゴケなどの植物、逆さ燧などの絶景などにふれることができました。また、ガイドさんのお陰で植物に触ることができ、体験してより一層尾瀬について知ることができました。
 僕の研究テーマは「尾瀬と歴史から考える鉄道」です。そのため、地形の様子や観光客のことについて質問したり、尾瀬の地質についても質問したりしました。その結果、年間入園者数は35万人ですが、群馬県民で尾瀬に来たことがあるのは僅か1パーセントということや外国人観光客が少ないことがわかりました。
 このような状況であることがわかったのでもっとたくさんの人に魅力を伝えること、尾瀬の環境を守ることに努めていきたいです。(1年3組 竹村拓朗)



 私は、尾瀬を実際見て、なぜ尾瀬を守ろうという働きがあるのか、よく分かりました。尾瀬ヶ原で見た、ヤチヤナギやヒツジグサ、水面に映る燧ヶ岳。どれも、尾瀬に来た人の心をつかむ、きれいな風景でした。この風景が昔から守られ続けているのは、尾瀬に魅了させられた人々の力が大きいと思います。美しい環境が壊されそうになってももう一度きれいにして、現代に伝えてくれた人々の思いを引き継ぎ、いつまでも人々を魅了するような尾瀬を、これからも守っていきたいです。(1年4組 小山みどり)


私は尾瀬に行くのは初めてでしたが、ガイドさんの案内のおかげで、楽しんで尾瀬に行って来れました。尾瀬の説明はくわしくて、しかも面白くて、とてもためになりました。

 バスを降りた鳩待峠から山ノ鼻までの山道では、「これは○○という木だよ」というふうに説明して下さったり、「ここの水は、30年前のものが流れているんだよ」というふうに触らせて下さったりしました。また、温泉に入ってからも、「この葉の香りをかいてごらん。」と私たちも体験したことは忘れないそうなので、きっと、今回の尾瀬のことも忘れないと思います。

 ガイドさんには、新聞を作るために私たちからたくさんの質問をさせていただきました、1つ1つ丁寧にわかりやすく答えていただきました。初めての尾瀬で不安ばかりでしたが、ガイドさんのの案内のおかげで、「尾瀬ってこんなに魅力的な場所だったんだ!」ということを知り、また行きたいと思いました。(1年3組、菊池理子)







一度、尾瀬に行ったことがありましたがしらないこともたくさんありました。しかし、ガイドさん、尾瀬の貴重な植物について、また私の調べる食害についてもたくさんの知識をもらうことができたことをうれしく思います。話しをしていくうちに尾瀬に興味を持っていなかった私も興味を持ち始め、そこらに咲いている、様々な花の名称について、質問をしたり、私の食害についても調べる範囲を広めて、より詳しい調べ学習にすることできました。そのため新聞も内容の濃いものとなったと思います。(1年4組、高橋莉紀)

 

 

 

 

少年の主張 校内大会



3年3組
「仕方がない」への処方箋
身の回りに溢れている「仕方ない」は、客観的思考と楽観的思考という、ちょっとした物事に対する捉え方の転換で解決することができる。

2年3組
繋がり
あなたには「ありがとう」と声をかけてくれる人はいますか?あなたには苦しい時、つらい時、そばで支えてくれる人はいますか?あなたはそんな存在に気づいていますか?その人はきっとあなたの「繋がり」となり、力になってくれるでしょう。人は繋がってこそ人として強く生きていけるのではないだろうか。

3年4組
私の見方
人は皆孤独ではない。周りに仲間がいなくても、言葉はいつでも自分の味方だ。言葉に形は無いけれど、そこにしっかりと存在し、応援してくれる味方なのだ。

1年2組
あいさつが秘めるパワーとは?
あいさつには、辞書にものっていない意味がこめられています。それを表現するべく、明るくあいさつすれば、心が明るくなり、いじめをも防げるのです。みなさんも明るくあいさつして下さい。

2年2組
これからもありがとう
どんな時もぼくを信じ、支え続けてくれる両親へいままでも、そしてこれからもありがとう。

1年1組
ありがとう
あなたの言ったありがとうの数は、だれかの成長の数、あなたの言われたありがとうの数は、あなたの成長の数です。
だからこそ、ありがとうをたくさん言い、ありがとうをたくさん言われる人間になってください。

2年4組
命のバトン
私は、曾祖父母や母の九死に一生を得た体験を聞き、命はつながっていることを実感しました。限りあるようで限りない「奇跡」の命を大切に生きていこうと思いました。

1年3組
誇れる生き方
何か深く考えることもなく、自分のためだけに生きていた私。しかし、曾祖母が良い人生とは誇れる生き方をすることだと教えてくれ、私は人々の力になれるよう、努力するようになった。私たちは人生を自由に生きられるのだから、後悔しない人生を送るためにも、今自分がすべきことを考えて生きていくことが大切だ。

3年2組
その適材適所は本物?
この世界は近年「かりそめの適材適所」であふれている。私は、その「かりそめの適材適所」を「真の適材適所」に変えるのは、私たちのほんのちょっとの勇気だと考える。私たちの力で、この世界を変えてみるのはどうだろうか。

2年1組
21億1291万2000秒
同じ時の流れの中を生きていても、感じ方は人それぞれです。あなたの人生の残りの時間をどのように使って、どのように感じる予定ですか。

3年1組
ドラえもんを楽しく観るために
私たちの住む社会は、ルールとマナーが共存しています。ルールを守ることはもちろん、一人ひとりが他人を思いやるマナーを意識することが、よりよい社会への第一歩となるのではないでしょうか。

1年4組
あなたの拍手でできること
みなさんは、普段、たくさんの拍手をもらっていますか?私は、たくさんの努力を積み、たくさんの拍手をもらうことがとても大切だと思います。なぜなら、もらった拍手の数は、自分の成長の数になるからです。たくさんの拍手をもらい、日々成長し続ける人を一緒に目指してみませんか?

芸術鑑賞教室


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平成28年度の芸術鑑賞教室
  
東京芸術座、貴重な経験をありがとうございました。

10 東京大空襲は、十万人の死者を出したにも関わらず、現代の若者にはあまり知られていない。だからこそ、私達中高生が演劇を通じて、このようなことに目を向けられるのはとてもいい機会だ思った。前半は少し笑いを交えた面白い内容だったが後半にB-29が上空を飛び始めると、キャストのみまさまが演じた下町も町民だけでなく、観客席に座っていただけのはずだった私達の周りにも不安な空気が流れるようになり、自分自身も目の前で炎燃えていて煙に包まれているような感じがした。また、火に囲まれた町を町民たちが逃げるシーンで、ある人はどこに逃げればいいかを提案し、またある人は一生懸命逃げている人に水をかけてあげたりと、ご近所さんみんなが助け合って生き残ろうとしているところには心を打たれた。もしもこの現代で東京大空襲のような戦争に関わるような火災が起きたら、ひとりひとりが自分さえ、自分だけでも生き残ろうとして、バラバラに動き、結局は多くの人が亡くなってしまうだろう。あんなにみんなが助け合っていた東京大空襲のときでさえも10万人の人が亡くなったのだから、もっと多くの被害者が出ることになる。この演劇で私は戦争の悲惨さ、火の怖さだけでなく、思いやりや助け合いの精神も学ぶことができたような気がする。また、幕が下りて、再度上がり、役者さんの顔を見ると、とても汗だくで驚いた。それほど、一生懸命逃げて私達へ演劇を見せてくださったのかと思うと、感謝の気持ちでいっぱいになる。劇団の皆さま、今回は私達のために、素晴らしい劇を見せて下さり、ありがとうございました。これからもここで学んだことを普段の生活にも生かしていきたいです。(1年) 

 

 戦争が終結してから70年余り、私の祖父も終戦から数年後に生まれた戦後生まれで、私の家には戦争を本当に知っている者は誰もいない。私も、戦争をテーマにしたテレビドラマを見たことがあり、どこの戦いで勝った・負けたは多少知っていたけれど、徴兵されずに町で暮らしていた人や、夫を徴兵されてしまった母子たちがこの戦争をどんな風に思ってどんな風に生きたのかということはまったく知らなかった。「東京大空襲310」を見て、軍部や政府が始めた戦争に巻き込まれたのにも関わらず、思想を強要され、情報を統制され、乏しい食料で生活した人々の息苦しさが伝わってきた。爆弾が東京の下町に落とされて、人々が逃げ惑う姿はとても残酷だった。しかし、その中でも、お互い助け合いながら生きようとする人々の心は、とても美しいと思った。そして、そんな心を持った人々が何十、何百万人も殺されたかと思うと、戦争というものが絶対に起こってはいけないものだと感じた。私は、この演劇を見て、戦争を起こしてはいけないという考えや、一人の人間の命の価値が最高のものであると考える感覚がもっともっと世界中に広がっていってほしいと思った。 最後に、テレビやドラマや映画と比べて、セットも人も大規模ではないにも関わらず、場面が変わると空気がガラリと変わり、ステージから遠く離れた場所の私の席にもその空気がひしひしと伝わってくるこの演劇に圧倒されました。素晴らしい演劇を本当にありがとうございました。(2年)

 

 私は今回初めて演劇というものを観させていただきましたが、そこからテレビや本などとは違った別の世界観、迫力を強く感じました。また、役者さんがその人物に完全になりきって演じていたのを観て、とても感激し強い憧れを抱きました。 観劇し終わって、二つの強く心に残るものがありました。一つは、劇が始まってからすぐは少し滑稽味を感じさせる雰囲気があったのにもかかわらず、クライマックスシーンではその場で実際に見ているようなジーンと心に迫る演技や展開で観客を感動させていたことです。もう一つは、「失って気付く大切さがある」ということです。日々の生活の中の些細なことをはじめとして人の命、平和など、非常事態のようすを観て本当に大切なものなのだと感じました。そして、つい忘れがちになってしまう両親や友人、先生や知り合いの人たちの存在とその繋がりの大切さを、これからは意識して日々生活していきたいと思いました。(3年)

 

 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。 イントロであれだけコメディ風だったにも関わらず、最後の方になると重苦しさがどんどん増してきて、戦争の悲惨さが分かった。日頃テレビなどスクリーンを通して戦争について触れることはあるが、演じているのを直接見ることは初めてだったが直接ならではの迫力が感じられた。戦争を後世に語り継いでいくことが今の時代に生きる私達に課せられた使命だと改めて実感できた。貴重な経験をどうもありがとうございました。(4年)

 

 最初に明るくて気軽な雰囲気を展開してくださってくれたおかげで親しみやすい演劇でした。のめり込んでいるうちに、本質である「戦争」の話に入っていて気づけば私は涙を流していました。周りに戦争を経験した方が少なくなった今、演劇によって苦しみ、悲しみを感じることができて、とても良い経験になりました。教科書に中では「東京大空襲」のたった5文字で終わってしまう出来事の中には、10万人のそれぞれかけがえのない人生があり、愛や助け合いの精神が燃えさかる炎の中に存在していることを知りました。「戦争」からは何も生まれない、その上愛が壊されるそれらのことをふまえながら今後の人生を歩んでいかなければならないと感じました。役者さんたちの熱い想いが私の心に届きました。良い演劇をありがとうございました。(5年)

 

 私の祖母は東京大空襲の初期、東京にいて空襲がひどくなる直前に群馬に疎開してきたそうです。祖母から当時の話は何度も聞かされていますが、私は関係ない、という思いが心底あって昔話のように聞いていました。だから今回の講演も、"遠い昔の悲惨な出来事"と軽く捉え、そういう心構えでいました。しかし終盤にさしかかると、その迫力とリアリティーに圧倒されてしまいました。口頭で「悲惨だった」とか「忘れてはいけない事実」と言われても正直、重く受け止めていませんでしたが、実際にお芝居を見てその世界に入り込むことでよりその実態をつかむことができ、新たな知識を得ることができました。あれ程の惨事の中でも人々が助け合い、指揮をとり、励まし合う姿に感銘を受けると同時に、人間の強さとあたたかみを感じました。(6年)




妙義宿泊オリエンテーション


Pricipal Shimizu gave the opening speech.  He always says interesting things.

火起こし

みんなで協力して「火」を起こした。12回くらいやったけど、1回しかつかなかった。しかしだからこそ、1回ついたときの感動と達成感がすごかった。「協力」する大切さを学んだ。(1組のYさん)

 





三原則

今日は生活態度についてより詳しく学びました。あいさつの三原則、話を聞くときの三原則など、これからずっと使うような大切なことです。これからも忘れず、自分で考えて行動したいです。

中村先生の言う「あいさつの三原則。」①相手の目を見る。②相手より早く声をかける。③つま先を相手に向ける。「話を聞く三原則」①相手の目を見る。②うなずきながら聞く。③ときおり、笑顔を向ける。(2組のKさん)


 

ウォークラリー 

 ウォークラリーではビンゴに書いてある自然の中でしか見られないものも見つけられたのでとてもよい経験になった気がしました。中には須永先生のひげや、さわやかな笑顔の方も見つけられました。班のみんなで協力できたと思います。(3組のAさん)






 

キャンプファイヤー 

 キャンプファイヤーの火を違う角度から見たら、まるで小さいひとつひとつの火が集まって、ひとつの大きな炎になっているみたいで、自分たちもあんな感じに、みんなで協力してひとつの輪を作りたい。星がたくさん見られた。(4組のCさん)









Myogi is beautiful in Spring.




平成28年度

第8回卒業証書授与式

 ご卒業おめでとうございます!第8期生122名が、それぞれの目標に向かって巣立っていきました。この6年間のひとつひとつの経験が、今後の人生のなかで自分を導き、困難に打ち勝つ力になってくれると信じています。本校の教育理念である「地球市民」らしく、みなさんが世界のあちこちで活躍する姿が目に浮かびます。自分が見たもの、感じたもの、経験したこと、手掛けていることなどを私たち職員や、後輩たちに聞かせてください。また会えるときを楽しみにしております!


第8期生6学年主任 星 野  亨


平成28年度 開校記念式・記念講演会 (UPDATE)

 福岡堅樹(ふくおか けんき)
 福岡県出身。
 5歳からラグビーを始め、福岡高校3年時に花園(全国高校ラグビー大会)に出場した。
 高校時代は医学部進学を目指して勉学に励み、進学した筑波大学1年時にジュニア・ジャパンに選出された。大学2年時には全国大学選手権などで活躍し日本代表となり、昨今のラグビーブームの火付けとなった2015年のラグビーワールドカップで活躍した。今年度、パナソニック・ワイルドナイツに入団し、スピードを生かしたプレーでチームに貢献している。また、リオデジャネイロ五輪から正式種目になった7人制ラグビーの日本代表選手(セブンズ)としてベスト4まで勝ち上がったことは記憶に新しい。趣味はピアノとゲーム。座右の銘は“Stay hungry, stay foolish.



演題「有言実行」(感想)
 この講演の中で最も印象に残った言葉は「Never be happy.」だった。こんなにも衝撃的な言葉はあまりないと思う。日本のラグビーという全くスポットライトを浴びていなかった分野を数年のうちに注目の話題にしたのはこの言葉のように厳しい指導により成された結果だと思う。日本人の体格の劣りは大きな弱点であるが頭を使ってそこをカバーし、勝利してきた日本チームの勝因は、指導者はもちろん、この「Never be happy.」のもとで厳しい練習に対応していきた選手
が一丸となって持っていた勝利の執念であろう。福岡さんのお話の中には、所々に向上心の強さが表れていて、やはり世界で勝ち進む人には、どこまでいっても常に向上心が必要なのだと感じた。福岡さんは人生において何度か挫折をしたことがあったが、そのまま挫折によるネガティブな部分に引き込まれるのではなくて、ポジティブな側面を見つけて、ここまで良い流れに乗ってきた。挫折の中でポジティブな考えを身につけるのはそう簡単なことではない。しかし、これから大学入試を迎える私たちには良い結果ばかりが待っているわけではない。悪い結果を得たときに、それを自分がどれだけポジティブに捉えられるかが、自分の人生の幸せにおいて重要だと思う。だから、難しくても挑戦すべきだと思った。(6年4組、明石 伊生)

 私は、今日の講演を聞き、人生においてマイナスの出来事は、自分自身の考えによりプラスにも成り有るということです。私にも、挫折の経験が何度かあります。ですが、その挫折をプラスに変えられたこともあれば、そのまま諦めてしまうこともありました。私が6年生だった時、学校中で選ばれた人のみが出場することのできる陸上大会に出場するという目標を持っていました。 しかし、結局この目標は達成できませんでした。ですが、私はこの目標の不達成により得たものがあります。それは、陸上の楽しさです。6年生の時目標に向かって努力していたからこそ、目標こそ、達成することはできませんでしたが、私は、それを越える価値あるものを得ることができたのです。今、自分が陸上部を続けているのも、その挫折があるからかもしれません。きっと、これからたくさんの挫折を経験することがあると思います。しかし、挫折を生かすも生かさないも自分でやり、その結末を決めるチャンスでもあるのです。だから、私はこれから、挫折と言うマイナスはプラスに変えられるようにしたいと思います。私の意見ですが、挫折をプラスに変えるとしても安易な思い立ちにより、決めてしまうのでは、かえって意味がないと思います。挫折は、よく考えて、今後を決めることにより、1番良い道を選ぶことができると思います。(1年2組、濵野 彩香)


 


前期課程合唱コンクール、金賞クラス (UPDATE)


曲 名:信じる
指揮者:高井 湖々
伴奏者:小田島 史穂


曲名:COSMOS
指揮者:髙橋 愛乃
伴奏者:近光 真衣


曲 名:地球星歌~笑顔のために~
指揮者:永井 言実
伴奏者:青栁 龍之介

修学旅行(5学年)Update

テーマ:道しるべ
辺りはまだ真っ暗。そんな朝から私たちの修学旅行はスタートしました。
成田空港に着いてから、出国審査を終え、7時間のフライトの後、晴れてシンガポールの地に降り立ちました。初日は初のシンガポールでのご飯に舌鼓し、ホテルからの絶景に驚きました。2日目は現地のニーアンポリテクニックの皆さんと学校交流をし、現地の伝統的な遊びを教えていただきました。さらに、マリーナベイサンズ、ガーデンズバイザベイ、シンガポールフライヤーのシンガポールを代表とする観光地を訪問しました。夜にはナイトサファリで普段見られない動物を見ることができました。3日目には、セントーサ島さらにはUSSを満喫し、その日の夜は光と噴水ショーを見ました。4日目には、シンガポール大学の方とシンガポールを周り、ガイドブックには載っていないシンガポールを満喫することができました。さらに、シンガポールリバークルーズでシンガポールの観光名所のマーライオンをシンガポールリバーから見ました。 5年1組 大沢

テーマ:日本との同異
 2016年10月5日(水)から10月9日(日)の5日間、シンガポールへ修学旅行に行ってきた。私たちがこれから書くのは日本とシンガポールとの同異についてだ。
 まず、日本と同じだったところについてだ。おそらく海外に行ったことのないほとんどの人が、外国=左ハンドル、右側通行だと思っていると思う。しかし、驚くことに、シンガポールは日本と同じ右ハンドル、左側通行だった。初海外の人たちにとっていきなりの驚きだったのではないかと思う。また、街を通る車も日本車が多く、日本製の車は世界でも愛用されているということを感じることができた。これは、個人的な意見になってしまうかもしれないが、ホテルから見えた夜景は、明かりの消えることのない高層ビルが立ち並ぶ日本の都会を感じさせた。
 異なる点は、シンガポールという国が、日本では味わえない沢山の文化が混在する、異文化社会だったことだ。チャイナタウン、アラブ・ストリート、リトル・インディアなど、通りの名前からも分かるように街行く人を見ていても、様々な文化が入り混じっていた。こんな、光景は日本では見られないものだと思った。また、地下鉄(MRT)の構内は、とにかく広かった。乗り換えに現地の人でも迷うほどだ。そんな中で一番の驚きは、エスカレーターの速さだろう。穏やかな日本のエスカレーターと異なり、ものすごく速かったことを覚えている。数回乗ったところで慣れたのだが、あれは一つの恐怖体験といっていいだろう。
他にも、語り尽くせない思い出が沢山ある。今回の修学旅行で得た貴重な経験や、目で見たもの、肌で感じたものを忘れず一生の思い出にしたい。(5年3組 林・加藤)


テーマ:友達
 初めに、僕達のシンガポールへの修学旅行は皆の思い出に残る素晴らしいものだったと言えるでしょう!その中で、僕がシンガポール旅行中に見た二つの“新しい友達”について書こうと思います。
 一つ目は、僕達が旅行2日目に現地の高校生の方との学校交流で出会った“友達”です。短い時間のなかでもお互いを理解し合い、SNSを通して新しい友達を作っている人を多く見掛けました。遠く離れた国でも、全く違う文化でも、友情は変わらないものだと実感しました。
 二つ目は、旅行中の班行動で見つけた“友達”です。班決めの際には、GSの授業で行うグループ研究も関連させて編成しました。そのため、中には普段あまり接点のない人同士が組むこともありました。しかしそんな班であったからこそ、今まで知らなかった新しい友達の良い所や得意なことを知る貴重な機会となったと思います。
 修学旅行を通して出会ったこの二つの”新しい友達”は、僕達の一生の宝物になったのではないでしょうか。 5年2組 岡田



テーマ:Outcome
 私達は、今回の修学旅行で非常に多くのことを学ぶことができました。英語を使って異文化交流することの難しさや楽しさ、多くの文化が混在して成り立っているシンガポールの歴史、文化圏によって全く異なる環境など、実体験だからこそ吸収できたことはたくさんあり、とても勉強になりました。GSの課題研究の役にも立ちました。その他にも、学年の仲間達との友情や先生方との信頼関係など、学校生活をより充実させるために必要なものを得ることができ、本当に良い思い出になりました。これらの成果を、これからの生活に活かしたいです。5年4組 青木


群馬巡検(感想文)

  
  

1組

 まず
1つ学んだことは「思いやり」である。私たちが歩いていると、「こんにちは」と声をかけ、「どこから来たの?」と笑顔で話しかけてくださる人がたくさんいました。また、何も言わなくても、パンフレットをくださったり、解説してくださったり、そんな現地の人の優しさにふれた。そして、お昼を食べるところが食べることができず、戸惑っている私たちに、「ここで食べていいよ。外は暑いからね。」と言ってくださった人たちに感謝したい。

次に...

...二つ目に学んだことは私が今までに全力でやれていなかったことだ。調べ学習の時、私のテーマである魅力を伝えたいという気持ちはうすかったのだと現地で実感した。ガイドツアーに参加し、ガイドの方々の話を聞いた時、ガイドの方は本気で魅力を伝えようとしていた。とても楽しそうに。私は楽しむわけではないが、自分のやりたいことを本当に伝えることができただろうか。今までのゼミ中で私は本当に魅力を伝えようとしていたのだろうか。気持ちは伝わっていたのだろうかと思った。だから私はもっとしっかり伝えたい事を伝えていけるように、これからの総合を頑張りたい。そしてガイドの方に感謝したい。

三つ目はしっかりとルールを守ることができ、多くの事を学んだことだ。電車の中でうるさくしない。スマホは出さない、使わない。買い食いはしてはいけないなど当たり前のルールを守ることができた。とても当たり前のことかもしれないが、自由に行動できるからこそ、大切なのだと思った。そしてそれだけでなく、あいさつやお礼などもしっかりできたと思う。

最後に、今回学んだ多くのこと、研究に関わることだけでなくあいさつや思いやり、全てのことをこれからの研究に役立て、よりよい研究、発表になるように努力していきたいと思う。

2組

私のテーマは「絹遺産と近代化と私〜絹遺産による近代化と経済効果〜」である。テーマの通り私は「近代化」というキーワードを元に研究を進めようと思ってる。富岡製糸場を建てた当時もその時代よりも新しい設備やプランの元近代化されていたと思った。今の時代もその時代がより近代化してきている時代であるのだ。このような考えを持ち群馬巡検にいったものである。

富岡製糸場設立当時、日本では手に入れられないものをフランスから輸入した。蒸気エンジン、フランス式繰糸機、ガラス、サッシ、パテーなどがある。蒸気エンジン通称「ブリュナエンジン」。フランス式繰糸機はフランスでは旧式であったため安かったらしい。また、自然光が必要だったが日本ではまだガラスを作る技術が無かったため海を渡ってきたらしい。特に繰糸機は小柄な日本人のために台を低くしてもらっていた。また、湿度が高い日本で糸をつくるため、「揚げ返し」ということを行っていた。揚げ返しをしないと、糸同士がくっついてしまうからである。私はこれらのことを知り、良く考えられていてそういうところまでもしっかりしているのだなと感心した。

また、下仁田歴史館では、下仁田社のラベルかっこ(見本)を見ることができた。このラベルを貼ることにより、どこの会社のブランドなのかを示すことができた。また、富岡製糸場と下仁田の歴史についても知ることができた。

今回の巡検では新しいことをたくさん知れた。もちろん知っていた内容もあったが、その情報の正確さも確かめられたと思う。

富岡製糸場と下仁田歴史館で自分が質問したいこともきっちり聞くことができた。これらをちゃんと自分の研究に生かし、自分の研究を進めていきたいと思う。 

3組

  実際に調べたいものに生で対面することができて非常に良い機会になったと思います。インターネットでは分からないくわしい情報やなかなか見れないものなど体験できて、より自分の研究テーマへの興味がわいてきました。わたしは富岡産のシルクを加工してたんぱく液にしたシルクタンパク抽出液がねりこまれている食品、「食べるシルク」について調べています。私は今までシルクタンパク液に主成分のフィブロインなどの方面での研究をしていたのですが、今回巡検に行って初めてシルクタンパク液を開発した長島孝行さんのことや富岡産シルクタンパク研究会のことなどシルクタンパクに関するいろいろな方面の切り口がでてきたので世界が広がって情報がたくさんに手に入り、良かったです。

  また、私は食べるシルクの良さを宣伝して他県の方などもそれを食べる目的で足を運んでいただいて富岡そして群馬全体を盛り上げることが最終目標です。だから、今回はシルクタンパク液を配合しているお菓子を食べることでどんな良い効果があるかを知ることができました。例えば、シルクタンパク液の中のフィブロインにはアミノ酸が含まれていて肌にうるおいも持たせたり、難消化性でメタボ対策にもなる。そして、無味無臭なので食品に配合しても違和感がなく、なめらかな食感を引き出してくれます。そんな、食べることによっての「メリット」をたくさん知ることができて良かったです。今後は、まだあまり広く知られていない「食べるシルク」をどのようにして食べてみたいと思ってもらうかを考えていきたいと思います。その中でもまずはそのお菓子を食べることによってのメリットをさらに調べて多くの人の興味や関心をよせられるように下準備をしていきたいと思います。今回で実際にお店をうかがえてとても良かったです。 

4組

群馬巡検は、暑い中、しかも移動の半分は徒歩なので疲れたが、本やインターネットではなく現地ででしか得られない情報を集めることができた。特に、織物参考館〝紫“では、1500年ほど前の「おもり機(ばた)」から現在もこの工場で使われている「コンピュータージャカード」まで、機械の進化のようすを見ることができた。やはり、本やインターネット上の写真ではなく、本物を近くで、生で見たほうが、機械の仕組みや工夫もわかりやすかった。ほとんどの機械はガイドさんが実演してくれ、ジャンボ高機(たかはた)や半高機は自分たちでも体験できたので、織ることの大変さや苦労を少しは共感できたのではないかと思う。また、ガイドさんの説明もわかりやすく、たくさんの情報が得られた。

文化むらでは、実際に旧対比地家(ついひちけ)住宅に入って見学することができた。移築されたものだそうなので、当時と全く同じわけではないだろうが、屋根などに養蚕農家ならではの工夫を見ることができた。また、養蚕を含む農機具もたくさんあり、見ていて楽しかった。写真も撮ったので、後のまとめなどにも使えると思う。さらに、少し絹遺産からはずれてしまうが、大泉町にはポルトガル語の看板が多く、文化むらにもいくつかポルトガル語の貼り紙があって驚いた。

また、普段の授業と異なる〝学校外“での活動だった。だから、いつもは乗らない電車などの利用、公共マナーについても気にかける機会が多かった。そういった経験もできたので、よかった。移動は電車と徒歩、その上炎天下だったので大変ではあったが、総合の授業としての情報収集、学校外での活動、公共の場でのルールやマナーなど、たくさんのことを学ぶよい経験になったと思う。