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平成29年度 開校記念式典・講演会

 平成30年2月20日(火)、開校記念式及び記念講演会が行われました。今回は「夢のパネルトーク」と題して、安川電機陸上部でリオオリンピックマラソン日本代表の北島寿典さん、早稲田大学応援部代表委員主将の櫻井康裕さん、早稲田大学競走部駅伝主将の清水歓太さん部活と学業の両立は?」「大舞台での心の落ち着け方は?」「夢の実現までに経験した失敗や立ち直り方は?」など様々な角度からの質問にも落ち着いて答えていただきました。「失敗を失敗と思わないことが大切」「途中の過程を大切にしましょう」「何でもいいから夢中になってやっていくことで前が開けてくる」「楽しいと思うことが大切」など貴重なアドバイスをいただきました。最後は、「中央中等教育学校…」「名門!」というかけ声のかけ方を教えていただき、元気と勇気をいただきました。同窓会の方々にも参加していただき充実した時間を過ごしました。

    
生徒の声

 私は今回の講演会で色々な大切な事を感じました。3人の話の中には大事なことがたくさんあり、学ぶことも多くありました。私は、テストでもバドミントンも思うような結果が出ません。そのことについて何度も悩んだり悔しい思いをしてきました。でも、今日、このような経験をいっぱいしてきた先輩の話を聞いて「がんばろう」と思いました。失敗ばかり見るのではなく前を見る。目標や夢を見失わないように努力していきたいと思いました。そして、中央中等で過ごす一瞬一瞬を大切にする。6年間は長いようで短いと思うので、中等で学べる時間や大切な仲間と過ごせる時間を大切にしていきます。私の中等での時間に後悔が残らないように努力していきます。まずは、「学年末テスト」と「バドミントン」をがんばります。(1年)

 今回のパネルトークのテーマは「夢」でした。叶う夢、叶わない夢あると思うけれど失敗したときうまくいかないときに「きらくにがんばれる」「ピンチともチャンスとも思わず起きたこととしてとらえる」と考えることがとてもよく理解できました。今しかできないことがあるはずなのでこの一瞬いっしゅんを大切にしていきたいと思います。私が部活で得た経験、これから得る経験をずっと残していけたらいいと思います。「叶ったからこそ見える景色がある」その景色をみたときに叶うならばとなりに仲間がいてくれたらいいなと思います。「『がんばれ』は自分ががんばらないと言えない」これまで私が感じてきたこの言葉への違和感が分かった気がします。だから「がんばれ」じゃなくて「がんばろ」と言えるようになりたいと思ったりします。小さな夢を叶えながらできれば大きな夢を叶えたいと思います。(2年) 

 私は陸上部に入っているので、オリンピックや箱根駅伝などのすごい大会に出ているような選手の方がきて、お話をしてくださったことがとてもうれしかったです。 今回の講演で一番感じたことは、「目標をもって、それに向かって頑張る」ということの大切さです。全員が目標をもつことで、少しの失敗も受けとめ、成功につなげていくことができ、それに向かって頑張ることができると言っていました。自分も後悔のないように本気で頑張っていきたいと思いました。また、たとえ結果がでなくても、それまでの自分の頑張りを評価して今後につなげられるような考えができる人になりたいと感じました。(3年)

 実際に夢を叶えてこられた3人の実体験をお聞きすることができてとてもよい経験ができました。夢を叶えるためには失敗をどのようにして生かしていくのかが大切だということがわかりました。

 夢中になれるものを探してそれをつきつめることでまた夢中なっていく、それが夢へとつながっていくという北島さんの言葉にとても感動しました。自分の目標に向かって努力し続ける人になりたいと思いました。意志ある所に道は開ける!と感じました。(4年)



 今回の講演会では、全国レベルで活躍していらっしゃる先輩方のお話を聞けてとてもよかったと思う。陸上方面と応援団長をして活躍していらっしゃった先輩方だったが、すべて根底にあるものは同じなんだなと強く実感した。

 私が今回の講演で最も心を打たれたことは、「夢を「叶える」ということよりも「頑張る」ことに価値がある」ということだ。現在、私たちはもうすぐ本格的な受験生という立場にいる。そのため、先生方からよく第一志望校についてのお話をいただくが、それを設定するよう私たちに言ってくださっているのは第一志望校という目標のために頑張る大切さを教えるためなのだということなのではないかと考えることができた。来年度は受験生として本格的に勉強していかなければならないと思う。そのときに、たとえ結果は出なくても、「頑張る」ことを意識して、めげずに最後まで全力で走り抜けたい。(5年)





平成29年度前期課程合唱コンクール



3年1組(金賞)自由曲名:信じる
課題曲名:
大地讃頌


2年4組(金賞)自由曲名:花は咲く
課題曲名:
You Can Fly!


1年4組(金賞)自由曲名:地球星歌 ~笑顔のために~
課題曲名:
夏の日の贈りもの



 プログラムノート

1年生の部
1年生 課題曲「夏の日の贈りもの」作詞/高木あきこ 作曲/加賀清孝
 過ぎし夏の日を懐かしみ、秋の山を仰ぎ見る、伸びやかな曲想です。取り組み易い混声二部合唱ですが、主旋律と対旋律が美しく絡みます。

1年1組 自由曲「大切なもの」作詞・作曲/山崎朋子
 毎年、1年生に人気のある曲です。大切な人との繋がりを描いた歌詞が、とても美しい旋律に乗って流れます。しかし元気に盛り上がる曲想ではなく、音も低いことが多いので、魅せる演奏をするのは容易なことではありません。

1年3組 自由曲「怪獣のバラード」作詞/岡田冨美子 作曲/東海林修 編曲/松下耕
 まだ見ぬ地を目指すフロンティア精神に満ちた元気な曲です。曲調はロックンロールそのもので、ピアノ伴奏からエレキベースやドラムスのリズムが彷彿させられます。合唱を綺麗に聴かせるのは難しく、元気だけでなく、柔らかな響きと明るさを共存させる技術が欲しいところです。

1年2組 自由曲「旅立ちの時 ~Asian Dream Song~」作詞/ドリアン助川 作曲/久石譲 編曲/富澤裕
 '98年長野パラリンピックのテーマ曲として、ジブリ映画で有名な久石譲さんが作曲した歌が合唱曲になりました。ヨナ抜きが活用された旋律は、どこか和風な懐かしさを感じさせます。ハーモニーの部分は不協和音が混ざる独特な響きで、各声部の掛け合いもあり、力が試されます。

1年4組  自由曲「地球星歌 ~笑顔のために~」作詞・作曲/ミマス 編曲/富澤裕
 「COSMOS」でヒットを飛ばした作家コンビによる新曲で、国の垣根を越えて地球全てを故郷と考えれば平和が訪れると訴えます。ミマスとは土星の衛星の一つで、彼の作風である宇宙や地球を通して語られるメッセージが、8分の6拍子のリズムに乗せて滔滔と流れます。

2年生の部 
2年生 課題曲「You Can Fly!」作詞・作曲/小林真人
 シンコペーションを多用した元気のよいリズムと、飛翔感あふれる長い伸ばしの音を、男声と女声が交互に掛け合い、好対照を見せます。男声と女声が、この両方の要素をいかに表現するかが聴き所です。

2年4組 自由曲「花は咲く」作詞/岩井俊二 作曲・編曲/菅野よう子
 東日本大震災復興支援ソングが、作曲家自身の手で合唱曲に生まれ変わりました。 萌え出づる花のような繊細な曲想で、リズムのつかみ所が難しいです。元気で大きな声だけではこの曲は表現できません。優しく柔らかい慰めの先に、深い感動がやってきます。

2年3組 自由曲「COSMOS」作詞・作曲/ミマス 編曲/富澤裕
 毎年、2年生にとても人気が高い曲です。深い音が要求される序盤、生命の燃焼を語る中間部を経て、夜空に輝く星の煌めきのような旋律が降り注ぎます。この美しい高音を美しく歌うのは簡単ではありません。

2年1組 自由曲「時の旅人」作詞/深田じゅんこ 作曲/橋本祥路
 今年の2年生自由曲では唯一の、初めから合唱曲として書かれた作品です。歌謡曲・J-POPの編曲作品ではあまり見られない曲想の変化があり、全ての声部が確たる表現力を要求される、高難易度の名曲です。

2年2組 自由曲「未来へ」作詞・作曲/玉城千春 編曲/林きらら
 '98年にヒットした、Kiroroによる母への感謝の歌が合唱曲にアレンジされました。Aメロはアルト、Bメロは男声、サビはソプラノと、主旋律の役割分担がはっきりしているのが特徴です。対旋律による絡みも豊富で、充実した編曲です。

3年生の部 
3年生 課題曲「大地讃頌」作詞/大木惇夫 作曲/佐藤眞
 生命を育む恩寵豊かな大地への感謝を圧倒的なスケールで歌い上げます。3年生にとって初の混声四部合唱への挑戦であり、義務教育の集大成に相応しい定番曲です。ちなみに、この曲を推す義務籍の先生方の熱意により採用となりました。あくまでも、私が感謝や称讃を生徒たちに強いているわけではないこと、ご承知置きくださいませ‥。

3年4組 自由曲「予感」作詞/片岡輝 作曲/大熊崇子
 '02年度NHK全国学校音楽コンクールの中学校の部課題曲です。砂漠の緑化運動から着想を得た歌詞で、若者の未来に重ね合わせたポジティブな曲想が魅力です。各パートが高度に絡み合いながら急速に盛り上がってゆく、短めながら充実した佳曲です。

3年1組 自由曲「信じる」作詞/谷川俊太郎 作曲/松下耕
 '04年度NHK全国学校音楽コンクールの中学校の部課題曲です。谷川俊太郎さんによる哲学的な詩は思春期の生徒たちの胸に響くでしょうか。曲は合唱指揮者としても著名な松下耕さんによるもので、合唱を知り尽くした彼ならではの、響きの展開とクライマックスは圧巻です。

3年3組 自由曲「証」作詞/山村隆太 作曲/阪井一生 編曲/加藤昌則
 '11年度NHK全国学校音楽コンクールの中学校の部課題曲です。ミュージシャン「flumpool」のメンバーが、Nコンのために書き下ろしました。仲間の大切さと別れの切なさが、J-POPらしいビートに乗せて歌われます。

3年2組 自由曲「春に」作詞/谷川俊太郎 作曲/木下牧子
 思春期の心の葛藤を示し、矛盾した表現を並べて「この気持ちは何だろう」とまとめた歌詞は秀逸です。木下牧子さんの曲は合唱ファンの間では「牧子節」と呼ばれて親しまれており、この曲も例に漏れず大変美しいです。決して怒鳴らず、豊かでふくよかな響きが欲しくなる曲です。


ご注意:このプログラムノートは、本校合唱コンクールのために生徒たちが取り組んだ曲を紹介し、演奏をお楽しみいただくためのものです。この文章および演奏自体の録画録音を、Web上にアップするなどの二次使用はお控えいただきますよう、お願い申し上げます。

「そうだ修学旅行に行こう」~奈良・京都3年生修学旅行~

 この修学旅行で多くのことを感じ、学ぶことができました。今まで教科書の上でしかみたことがなかった、歴史的な建造物や古都の文化に直接触れたことで、日本文化の魅力を改めて感じました。また班行動や是延滞での行動を通して、公共のマナーを守ること、メリハリをつけること、先を見て行動することなどの大切さに改めて気づくことができました。
そして、仲間との絆もより一層深まったと思います。この3日間で学んだことを生かして、今後の学校生活もさらに頑張っていきたいです。(3年2組 清水優)

 修学旅行ではどの班もたくさんのことを体験し、吸収できたと思います。奈良での活動では、今まで教科書などでみてきた大仏や阿修羅像を初めて見て、とても驚き感動しました。また、実際に目にすることができたのでよい経験になったと思います。京都の活動でも、奈良と同じく色々な場所に行き、京都の良さを感じることができました。この修学旅行で日本文化はもちろん、その他にも公共のマナーなど、沢山のことを学べたと思います。この経験をこれからの学校生活にも生かして、より充実したものにしたいです。(3年4組 飯野史穏)

〈1日目〉新幹線内で昼食を取り、時頃京都駅に到着しました。バスで奈良へ移動して、東大寺をクラスで見学し、その後奈良公園内を各班で散策しました。五重塔や大仏の迫力に驚きました。また、バスガイドさんからのお話や鹿との交流が印象的でした。

〈2日目〉班別行動が中心の1日でした。事前に準備した計画に沿って、寺院や神社の
見学などを行いました。京都の町の魅力を体全体で感じることができました。そして夕方には能の見学をしました。日本の伝統文化を肌で感じました。


〈3日目〉班でのタクシー研修でした。タクシーの運転手さんから、その建物の歴史や作られた背景などのためになる情報をたくさん伺うことができました。その後の全員での昼食、帰りの新幹線、そして全員無事に群馬に帰ってくることができました。

5学年修学旅行

<1日目>
到着後の夕飯はカーペンター29(中国料理)、ホットケーキを思い出す味が印象的でした。


<2日目>
朝食は行列で大変でしたが美味しく食べられました。


ブラックコーヒーが濃くて印象的

滞在した ホテルの遠景と左側の円柱正面玄関

ニーアン・ポリテクニックで学校交流。ニーアンの生徒達のプレゼンや和太鼓演奏などにとても自立した大人っぽさを感じました。本校からも学校紹介のプレゼン、課題研究の発表、日本舞踊、そして最後に応援団によるエールとアルプスでパワー全開をアピールしました。



午後はホテルで着替えて、シンガポール料理(骨付き肉が印象的)を食べた後、クラス毎にガーデンズ・バイ・ザ・ベイを見学し、シンガポール・フライヤーに乗りました。夜はナイトサファリで食事とトロッコのようなカートで夜の動物たちを見学しました。




<3日目>
ブラザー&シスター体験でした。大学生のお兄さんたちから駅で地下鉄の切符の買い方を教わって、それぞれ課題研究等の地域調査や事業所調査をしました。皇后大酒店の夕飯は海鮮鍋、シメはラーメンでした。その後見た水上夜景ショウは音楽に合わせ噴水が踊り、光が鳳凰や様々な模様を描き出しロマンティックでした。


<4日目>
マーライオン公園は観光客で賑わっていました。それにしても、シンガポールの日ざしはとても強く、かつて感じたことのない肌が焼ける感覚を覚えました。その後、リバークルーズでさわやかな川風を受けながらシンガポールの歴史を学んだ後、USSで楽しみました。最後の夕食会では、予期せぬパフォーマンスも飛び出し、笑いと感動の旅行をしめくくりました。


*掲載した写真等につきましては、クラスのばらつき等がありますが、ミニ紀行としてHP用に修学旅行のおおよその雰囲気を多くの方々にお知らせするために取り急ぎ作成したのものである趣旨をご理解いただきご容赦ください。