Category:FEWC

絹遺産講義(2年生、総合)

 私は近藤先生の講義を聴くまで、富岡製糸場が世界遺産に登録されるまでの道のりが大変困難であったことを知らなかった。県知事が説明会を開いて地元市町村に協力を仰ぐなどして、十数年かかってやっとの思いで登録に至ったことや、近代化と絹産業の関係などのお話を聞く貴重な機会となった。私も今後の課題研究等で大きな壁にぶつかっても、すぐに諦めずに成し遂げる努力をしようと思う。この講義と頂いた本を活用して、今度の群馬巡検を実りあるものにしたい。そして、群馬の絹遺産の素晴らしい歴史を全国、世界へと広め、未来へと伝えられるように、一県民として貢献したいと思っている。(2-4, T.S.)

 富岡製糸場は多くの人々の努力があり、世界遺産に登録されたのだと思った。平成15年、県知事が富岡製糸場を世界遺産にということを提案した。しかし、子供の頃遊んでいたところが世界遺産になるわけないという意見が多くあった。しかし、ボランティアグループができ、その人たちを中心に、富岡製糸場の魅力を紹介し、たくさんの人に知ってもらう活動などをした。たくさんの活動をし、11年という長い年月をかけ平成26年、世界遺産に登録された。

 ボランティア活動をしてきた、たくさんの人々のためにも富岡製糸場や絹を守り未来に伝えることが大切だと思う。自分はその1歩として、絹について詳しく知るために1年間研究を頑張りたい。(2-4, M.Y.)

Multi Cultures課題研究(1学年代表)

 アメリカの先生の講義でお手伝いの話を聞き、お手伝いとお小遣いの国の違いについて調べることにした。主にインターネットを利用して、複数の情報を比べながら行った。 ヨーロッパは、国によるお小遣いの違いはあるが、小学生の1か月の平均お小遣いは1373円である。お手伝いをしてお小遣いをもらっている点では日本と似ている。アメリカでは、6600円前後と日本の約4倍と多いが、お手伝いだけでなく、外で飲み物を売る等仕事をして得ている。お金は自分で管理して使っており、日本と比べて自立しているように感じた。アフリカでは、お小遣いをもらうだけではなく家族を助けるために家の修理や水汲みなどを行っている。アフリカの厳しい状況が感じ取れた。以上のことから、世界の子供達は日本に比べて自立していることが分かった。そして、日本の子供達ももっと自立する必要があると考えた。

Multi-Cultures海内研究(3学年代表)

 現在世界の多くの国でUHCの実現を目指している。UHCとはすべての人が経済的な困難を伴うことなく保健医療サービスを享受することを意味する。アフリカ諸国でも、UHC実現に向けて世界の国々とともに様々な取り組みが行われている。アフリカ諸国においてのUHC実現のための問題は、大きく「財源」「物理的障壁」「文化的障壁」の3つに分けられることが分かった。また私たちはそれらに対しての解決策を提案したい。

Multi Cultures 課題研究(2学年代表)

 食品ロスの現状と、それによる環境への被害から、食品ロスの危険性を確認し、その量を減らすために今後日本のフードバンクが行うべき活動を提案することを目的に研究を行った。その結果、食品ロスは国内で多く発生しており、それによって発生するCO2は地球温暖化に繋がる深刻な環境問題であることがわかった。現在、日本のフードバンクには認知度の低さや無償の奉仕活動に対する参加価値の低さなどを原因とした「支援者不足」という課題がある。フードバンク先進国のアメリカのフードバンクではメディアを利用したPR活動を行ったり、国や民間団体と連携した特典付き支援を行ったりしてその課題に取り組んできた。これらのことから私たちは、ホームページの充実などのメディアを利用してPR活動、支援者にとって魅力的な特典付き支援活動、そして日本の国土面積の狭さを利用した地域密着型のフードバンク活動の実施の3つを提案する。

模擬国連大会

 私たちは、2月11日に神奈川県大船にある公文国際学園で行われた模擬国連大会に参加してきました。私は今回初めて模擬国連というものに参加しました。もともと、明石プロジェクトに参加しており、模擬国連というゼミがあることは知っていましたが、活動に関してはあまり知りませんでした。況してや参加させていただくことになるなんて思ってもいませんでした。そんな私に、優しく、いろいろと教えてくださった心強い先輩方に、そして、遠くまで引率してくださった先生にとても感謝しています。私は今回この模擬国連に出ることができたことを嬉しく思います。私の夢は将来国連職員になることです。ですから、実際の国連会議のような流れである模擬国連に参加できたことは私にとって素晴らしい経験です。私はこの大会で、他校の生徒さんの積極性や行動力に圧倒されました。今回、私たちはドイツを担当したのですが、大会では思うように発言することができませんでした。しかし、そこで私たちはたくさんのことを学ぶことができました。私はまだ1年生なので、この大会で学んだことをこれからの機会に活かしていきたいと思います。(1年3組 三輪明日香)

 

HeForSheゼミ(持続可能な開発のための2030アジェンダ#5)

 みなさん、こんにちは。私たちは群馬県立中央中等教育学校のHeForSheゼミです。みなさんは「ジェンダー」という言葉を聞いたことがありますか? うん、聞いたことある、という方もなにそれ、全然聞いたことないという方もいらっしゃると思います。ジェンダーとは、一言でいえば男女の性差のことです。ただし、ここでいう性差は子供が産めるかどうかということではなく、社会的な男性らしさや女性らしさのことです。こうした違いはしばしば男女間の差別を生み、とりわけ女性の社会的地位が男性よりも低いことで今でも多くの女性が苦しんでいます。HeForSheはそんなジェンダーの問題を男性も女性も協力して解決していこうという国際連合のキャンペーンです。そして、私たちHeForSheゼミはHeForSheをもっと多くの人に知ってもらうとともに、ジェンダーの問題を解決するため、私たち自身に何ができるのかを考え、行動する活動をしています。今回は私たちのこれまでの活動と、日本のジェンダー問題の現状について紹介します。ジェンダー問題というと発展途上国の話、という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は日本にも気づかないだけで多くの課題があります。この動画を見てそういった問題について少しでも考えていただければ幸いです。そして、もし今すぐ行動を起こしたいと思ったらまずはHeForSheに参加してください。あなたも、HeForSheの一員として世界をより良くしませんか?

全国英語ディベート大会


 私は5年生になってから友人の誘いでディベートを始めました。それまでは全国大会に出場する先輩方の姿を壮行会で見たことがある程度で、ディベートという活動について何も知らず、まさか自分が同じ舞台に立つとは夢にも思っていませんでした。今はディベートにとても感謝しています。県内外のチームとの試合を通じて、英語が堪能な高校生に良い刺激を受け、自身の英語力を向上させることができました。ディベートは、私がそうであったように、皆さんにとってあまり馴染みのないものだと思いますが、興味のある方はぜひ挑戦してください。(5年3組 宮前るみ)
   We, the members of the debate team, could win the first prize in the Gunma Prefectural Championship and we are going to enter the National Championship. Through English debate, we could gain a lot of useful knowledge, especially about social security and the economy by studying hard about the theme of debate, Basic Income, which provides money to all citizens in Japan. We could also make friends with many people from abroad and could hone our communication skills. We want to do our best at Nationals and are aiming for top 10. (5-1, Shun Ebara)