カテゴリ:生徒指導

会議・研修 情報モラル教室

本日、高崎警察署の方を講師に迎え、情報モラル教室を実施しました。

昨今、LINE等のSNSに写真や動画、個人情報等を載せたことをきっかけとして、被害者にも加害者にもなってしまう事件が、全国的に後を絶ちません。また、今年7月に刑法が改正され、メール等でのわいせつ画像の要求行為が刑法の規制対象として新設されました。

本校は県内各地より生徒が登校しているため、多くの生徒がスマホ・携帯の所持を許可されています。こうした状況を考慮し、年間計画では予定されていませんでしたが、今回の講義を実施しました。これを通して、生徒にスマホとの上手な付き合い方について再認識してもらいたいと考えています。

 

交通安全教室

 

  今年は生徒指導部の交通係が作成したパワーポイントを基に、日頃の交通安全について発表しました。交通安全教室の目的は、「相手も自分も守るため」に自分でしっかりと判断して、自転車に乗ってほしいということであり、3つのポイントについて考えさせました。1つ目は、現状把握、2つ目はルールやマナーの確認、3つ目は危険予測。3つ目は危険予測トレーニングをクロームブックを使用して行いました。

今回は、特に以下の大事な点について分かりました。

  • 自転車事故は年々減少傾向にあるものの、自転車の台数は増加しており、全国の事故の約4分の1が自転車事故。
  • 特に、高校生の交通事故が多く、自転車対歩行者の死傷事故でも10~19歳が34%と多い。
  • 群馬県では自転車利用者が多く、全国平均の約2.3倍の高い事故件数が発生しており、中学・高校生の年代が4割以上を占めている。
  • 事故が多い時間帯は17~19時で、10月頃から暗くなる時期にも多い。
  • 自転車側はライトや反射板によって自分の存在を伝えることが重要。
  • 自転車の交通ルールやマナーについての注意喚起を行っており、自転車に対しても厳しい罰則がある。
  • 二人乗りやながらスマホ運転などの危険な行為が自転車でも事故を引き起こすことが説明されており、交通ルールを守ることが重要。
  • 道路は他の人も安全に快適に使用できるようにしなければならず、運転中にスマートフォンを使用することは禁止されており、周囲に注意を払う必要がある。
  • 事故が起こった場合は、けが人を救助し、排除すべき危険物を排除してから警察に連絡し、相手の情報を確認する必要がある。
  • 思いやりのある運転が重要であり、事故を防ぐためには周囲に十分な注意を払うことが不可欠。

 最後に、クロームブックを使用して、自動車からの視点などを含む4つの危険予測トレーニングに取り組みました。良い学校生活を送るためにも安心・安全な運転を心がけるようお話がありました。龍見先生、金井先生、素晴らしいお話をありがとうございました。今年度、事故・事件ZERO目指し、そのために危険マップを振り替えてみましょう