カテゴリ:FEWC

絹遺産講義(2年生、総合)

 私は近藤先生の講義を聴くまで、富岡製糸場が世界遺産に登録されるまでの道のりが大変困難であったことを知らなかった。県知事が説明会を開いて地元市町村に協力を仰ぐなどして、十数年かかってやっとの思いで登録に至ったことや、近代化と絹産業の関係などのお話を聞く貴重な機会となった。私も今後の課題研究等で大きな壁にぶつかっても、すぐに諦めずに成し遂げる努力をしようと思う。この講義と頂いた本を活用して、今度の群馬巡検を実りあるものにしたい。そして、群馬の絹遺産の素晴らしい歴史を全国、世界へと広め、未来へと伝えられるように、一県民として貢献したいと思っている。(2-4, T.S.)

 富岡製糸場は多くの人々の努力があり、世界遺産に登録されたのだと思った。平成15年、県知事が富岡製糸場を世界遺産にということを提案した。しかし、子供の頃遊んでいたところが世界遺産になるわけないという意見が多くあった。しかし、ボランティアグループができ、その人たちを中心に、富岡製糸場の魅力を紹介し、たくさんの人に知ってもらう活動などをした。たくさんの活動をし、11年という長い年月をかけ平成26年、世界遺産に登録された。

 ボランティア活動をしてきた、たくさんの人々のためにも富岡製糸場や絹を守り未来に伝えることが大切だと思う。自分はその1歩として、絹について詳しく知るために1年間研究を頑張りたい。(2-4, M.Y.)