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FEWC課題研究全校成果発表会


 他学年の代表者の発表は皆ユニークで興味深い内容であり、自分の研究との繋がりやこれからの研究像などについて深く考えることができました。また、自分の発表に関する質疑応答は、研究内容に改めて向き合うきっかけとなりました。ただ、まだ研究の進め方では至らぬ点が多いと感じたため、「研究をやり抜けるテーマ選び」と「当事者の話を聞くフィールドワーク」に特に重点を置き、来年度以降の研究を充実したものにしたいです。(石島由惟、2年生)

 私はこの発表会で、佐藤旬の発表が心に残りました。それはもちろん同学年で同じ部活に所属している、というのもありますが、なにより彼が2年連続全校発表会に進出しているからです。2年目という肩書きを背負って全校生徒の前に立つ彼は、去年の学年発表よりも、去年の全校発表よりも、また今年の学年発表よりも格段と風格のある表情や立ち姿で発表をしてくれました。内容も学年発表のときよりも濃密で筋の通ったものでした。友人の輝かしい姿を見て圧倒されながらも、私もこれから始まる高校生活今まで以上に頑張っていかねばならないなと奮い立たされました。(伊藤輔、3年生)

 今回のFEWC課題研究全校成果発表会を見て、研究の面白さと、それを分かりやすく伝える難しさを実感しました。どの発表もテーマや研究の目的、背景が明確で、分かりやすかったです。また、スライド構成や発表方法を工夫することにより、伝わり方が大きく変わることを学びました。研究の探究心と伝える力の重要性を感じ、発表者の努力に刺激を受けました。今後の研究に活かし、スライド構成や発表の工夫を意識していきたいです。(平石舞、1年生)

 私は、FEWCを通じて、大学受験を超えた先にある社会的なスキルを身につけ、人間として成長できました。他の人の意見を聞く、情報を収集し整理する、スライドや論文を作る、フィールドワークをする、実際に研究者の方に話を伺うなど、多くの課題を乗り越えることで、多角的な視野、発想力、問題解決能力、コミュニケーション能力などを習得できました。机に向かった勉強だけでは得られないこれらの力は、この学校だからこそ可能なのだと思います。これからもこの力を活かし、日本そして世界に貢献する人になりたいです。(深井悠加、4年生)

FEWC 研究機関訪問

 私は、群馬県庁の農政部を訪問しました。私の研究は卵の消費量をあげることをテーマにしているので、米麦畜産課の瀧澤様に研究について助言していただきました。具体的には、卵の物価や卵のイベントなどについて教えてもらえました。一緒に訪問した友達へのコメントからも有益な情報を得られ、参考になる資料もたくさんいただけたので、これからの研究に活かしていきたいです。(秋霜結愛、2年生)

 私たちは群馬巡検で主に群馬県庁を訪問し研究成果を発表しました。群馬巡検では各々が、自身の研究内容に合った訪問場所にアポイントメントを取り、職員の方々に質問の回答や研究に対する貴重なアドバイスなどをいただきました。当事者の方々からお話を伺うことで研究をさらに発展させ、多角的な視点から研究内容を再検討することができました。これらの経験を糧に、来年の日本探究をより充実したものにしていきたいです。(山口銀太、2年生)

私は、FEWC‐ⅢAの課題研究への助言・指導をいただくために、研究機関訪問として東京大学農学部へ行きました。教授は私達の研究から疑問点を丁寧に拾い上げ、問題の根幹を詳しく説明してくださいました。今回の訪問で、日本の林業の実情から消費者や生産者の意識改革の大切さ、東京大学の取り組みまで幅広く学ぶことができ、とても楽しかったです。この貴重な機会を下に今後の研究をより良くしていこうと思います。(小山深結、3年生)

研究機関訪問では、それぞれの研究テーマに関連する東京の機関を訪れました。アポイントメントを取るところから全て生徒が行うため、大変な面もありましたが初めての経験を楽しんで行うことができました。当日訪問してみると親身に対応していただき、自分の研究の改善点を伺ったり助言をいただいたりと、有意義な一日となりました。(加藤伊織、3年生)