群馬県立中央中等教育学校
Gunma Prefectural Chuo Secondary School
群馬県立中央中等教育学校
Gunma Prefectural Chuo Secondary School
9月27日(金)、私達は多文化講義に参加しました。ナイジェリア出身の方に来ていただいて、ナイジェリアやその方自身についての話を伺いました。質疑応答の時間では沢山の人が率先的に手を上げ、同じ人が2度質問する、ということが少なかったように感じます。私にとっては、ナイジェリアについて知らなかったことが多く、驚きとともに新しく学習したことも多い講義となりました。全員が講義に積極的で、有意義なものになったのではないかと思います。(3年生、小暮奏和)
今回の多文化講義では先生の出身地であるナイジェリアのことを講義してもらいましたが、私はあまりナイジェリアのことについては知らないことのほうが圧倒的に多かったので、学ぶことが多くありました。日本からすごく離れているため、文化や食事、服装など日本ではあまりないような生活習慣について聞くことができて発見が多くありました。また、自分の視野がまた広がったとても大切な講義でした。(3年生、千明蒼泉)
Today, we had a multicultural class. A teacher from India came to visit us. She taught us about Mandala. We speak different languages and have different lifestyles, so you think we can't understand each other, right? But, through Mandala we could laugh with each other. Multiculturalism gives the power to communicate with each other. I want to know more different cultures in the near future.(2年生、Rio Kuwabara)
講師の先生が英語で話していたこともあり、僕たち1年生には理解が難しいところもありましたが、周りの同級生たちと話し合ったり先生に質問したりして、インドの文化であるマンダラアートを体験することができました。こういった体験ができたことは、とても貴重なことだと思うので、これからも他国の文化に触れつつ、本校の目指している「地球市民」により近づける様になりたいです。(1年生、宮﨑祐成)
In this lecture on other cultures, we mainly focused on drawing the patterns of flower petals. I realized once again that each person is completely different and each person hashis or her own idea. I don't think anyone in the world can draw exactly the same pattern as me. I realized that there are as many people as there are types of patterns, and that I only know a small part of the world.(2年生)
多文化講義と聞いてわたしはつまらなそうな行事だな、やりたくないなと思いました。しかし多文化講義が始まると急に、インドに伝わる、曼荼羅模様をかけといわれ驚きました。描いてみると意外と難しく、苦戦しました。初めはただの模様だとしか思えなかった模様にも、皆の個性が出ていてとても面白かったです。家でも気軽にできるので家族ともやってみたいです。このような形で多文化に触れる機会があったことは、ありがたいことだと思いました。(1年生)
7月19日(金)、令和6年度の課題研究成果発表会(第6学年“CS Talk”)が行われました。生徒たちは、環境問題、難民支援、多文化共生、平和推進、教育改革など、さまざまな社会課題についての研究成果を発表しました。群馬県立女子大学の吉村敬子准教授をお迎えし、各発表に対して専門的なアドバイスをいただきました。先生の洞察は、生徒たちの視野を広げ、さらに深い議論を引き出しました。発表会では、特に持続可能な開発目標(SDGs)に関連するテーマが多く取り上げられ、生徒たちは現代社会が直面する課題に対して真剣に向き合いました。参加者全員が熱心に耳を傾け、質問や意見交換が行われました。この発表会を通じて、生徒たちは自分たちの研究を他者と共有し、新たな視点を得ることができました。発表会は成功裏に終わり、全員が貴重な学びの時間を過ごしました。
詳細はこちらです。
生徒はペルーについての文化を知ることや話されている言語(スペイン語)
を実際に使って会話等をしてみました。
本校のFEWCプログラムが三菱みらい育成財団の助成事業 「心のエンジンを駆動させるプログラム」に選ばれました(助成対象は4,5学年)。詳しくは以下のリンクよりご覧下さい。
AI技術の発展が著しくなり、虚構の中だけでのみ存在していたAI像が実存のものとなってきています。計算能力はもちろんのことですが、言語能力ですら人間を凌駕する社会はそう遠くないかもしれません。今回の講義を聞いて、AIがもたらすであろう恩恵を学ぶと同時に、科学技術と人間が共存していく難しさを知ることができました。
人間のアイデンティティとは何なのか、現代社会に生きる私たちができることは何なのかを考えるよい機会になりました。(5学年、吉田年男)
7/11(火)に本校の4,5年生有志と上海甘泉外国語中学の生徒との交流会がカフェテリアで行われました。中国からの生徒一人につきバディの本校生徒2~4人がつくという形式で交流をしました。1時間という短い時間ではあったものの、お互いの文化や生活、勉強などについて紹介しあい、大変濃密な時間になりました。今回の交流をワールドシチズンになるために生かしていきたいです。(藤本進太郎、5学年)
私たちは、上海から同年代の学生約20名をお迎えし、文化や「推し」について交流しました。お互いの学校の様子について話し、相手校では部活動の時間が少なく、1日に10時間の授業があると知ったことが特に衝撃的でした。
また、上海の景色の写真をたくさん見せてもらいました。建物の規模は大きく、豪華で、私達が見たことのない世界を知ることができました。
素晴らしい経験をさせていただき、とても有意義な時間でした。(4学年)
模擬国連の2日目では、アンモデの中で様々な草案が統合されたり分割されたりした。代表国の大使は草案のスポンサー強化のため他国と交渉したり、草案の改定をしたりできた。そうでない者は各国の交渉の状況を観察して把握し、どの条文に賛成するのが自国益の観点で良いか吟味できたと思う。この活動を通して私達は、世界に目を向けたことに対して考え、合意形成を図り解決を目指す良い経験ができたと感じる。(3年生、小池竜大)
模擬国連、決議案採択。私は議長として携わり、エネルギッシュな活躍の素晴らしい大使達と共に会議を創造できたことを誇りに思う。
世界へのメッセージ・成果文書は、実現性と持続可能性に配慮した政策が採択された。将来の食料問題を真剣に考えた行動計画、必ずや国際益達成に寄与するだろう。
今会議での決議のコンセンサスは実に意味のあるものだったと思う。複雑な問題に直面する国際社会での合意形成は困難な課題だ。しかし私たちの模擬国連の国際協調は未来の希望を予見させた。決意を新たに一層の国際理解に努め、今回の学びを世界探求に還元したい。(3年生、小松美羽)
1日目についてはこちらをご覧ください。
模擬国連(Model United Nations, MUN)とは、国連を模倣した大学・高校などの学校の学生が模擬的な国連活動を体験できることを指します。この活動では、議題を持ち出し、模擬的な国際会議を行い、政治、文化、経済などの現象を考察し、それらを解決するための解決を提案することを目的としています。日本では日本模擬国連(JMUN)は1940年代に始まったとされています。それ以来、多くの高校や大学でこの活動が行われており、国際問題に関する知識やスキルを向上させることを目的としています。今年度は、中央中等の第5回の模擬国連大会となります。
我が校では、2月2日に模擬国連の一日目が開催されました。「2050年に世界中の人が一年中、安全で栄養満点のものをお腹いっぱい食べられるようにするために」といったテーマで私達はこの模擬国連を進めていきました。私達が主となってこの会議を作り上げてくという経験ができること、世界全体に目を向けることの大切さを学べたことは今後とても役に立つでしょう。この会議がより良くなるように二回目も生徒全員で励みたいです。(設樂大翔、3年生)
模擬国連1日目。私は議長という役割で参加した。議長の仕事は初めて且つ原稿も英語であったため緊張したが、次第に会議をまとめて進行することの楽しさを見出し、また大使として参加するより俯瞰的に各所で行われる議論の様子を見ることができた。「模擬」の会議ではあるものの、世界中の人々が平和で安全に暮らせるように各国がどう協力していくかを政策を通して考えられる、また、世界中の現在の様子、課題を知ることができる良い機会だと思った。(清水結月、3年生)
2月2・3日に、FEWC課題研究発表会が開催されました。1年〜5年の生徒が、個人の研究テーマに基づいてプレゼンを行い、1年間にわたって取り組んだ研究課題を共有する機会でした。今年度も、学年ごとに設定された大きなテーマの中から、様々な課題についての発表がありました。研究内容を深く理解し、クラスメートに分かりやすく説明した上で、質疑応答の時間を通して他の生徒との交流を深め、新しい知識を得ることができました。2日間にわたって各クラス全員が発表し、コミュニケーション能力を高めながら、大変充実した内容の発表会となりました。3月に行われる学年発表会と全校発表会も大変楽しみです。
今回の模擬国連では1日目はマレーシア大使、2日目は議長という二つの役割を経験することができ、貴重な体験になったと思います。大使としては自国の利益を追求しながら各国と協力できるよう工夫していく点が、議長としては会議を円滑に進めていく点が大変だったように感じました。この活動から国際社会の複雑な利害関係や国際協調の難しさを理解することができ、世界平和のためには私たち一人一人の協力が必要不可欠であることを実感しました。(3年生、諸原怜奈)
みなさんは、模擬国連なるものをご存じだろうか?模擬国連とは、各国の大使になりきって国連での会議を模擬する活動である。
私は、1日目は議長として、2日目は大使として会議に参加した。
議長として議場全体の議論の流れをつかむのは想像以上に難しかった。モデやアンモデの様子をしっかり観察しようと試みるのだが、自分が大使という当事者として参加していないからだろうか、その政策がどのような国際益をうみだすのかなどを深く考えることができなかった。ただ、議長という地位でしか経験できないことは満喫できた。実際の国連を思い浮かべ、少し偉そうに発言してみたりした。
大使として参加した2日目は、自国の提案した「クリーン開発メカニズム」の賛同国を集めることを中心に時間を費やした。様々な国の大使にこの政策の効果などを伝えていった。しかし、ロールコール投票の結果残念ながら我々の政策は採択されなかった。その時私の脳裏には、たくさんの要因が浮かんだ。その1つを述べようと思う。「独裁気味」この言葉が合致するだろうか。私は、1つのことに夢中になり、周りが見えなくなるときが時たまある。この会議においても、自分を主張しすぎたあまり、独裁気味になってしまい、親愛なる他国の大使の意見や考えを聞こうとしなかった。これは、この会議での最も大きな反省点である。
最後に、私には、目指している人が何人かいる。彼らのような、皆から信頼される、大きなリーダーを目指していきたい。〜模擬国連で培った、リーダーシップ性を活かしながら。(3年生、飯田京茉)
今回、JR東日本スタートアップ株式会社様にご協力いただきました。学習や個人研究のことを忘れて純粋に楽しむことができただけでなく、「コロナ不況のなかでイノベーションはどの程度優先されるものなのか」等、自分たちが事前学習の段階やお話を聞いて抱いた疑問にもお答えいただき、想像以上に密度の高い時間となりました。(5年生、阿部 奏士)
イノベーション企業訪問を通して、今まで曖昧だったイノベーションについての理解をより深めることができました。訪問先の企業の方の説明でイノベーションとは今までに無い解答、解決策を導き出すことであることだと教えていただきました。印象に残った内容は常に新しい発見にアンテナを高くすることが大切ということです。これからの生活の中で常に心がけ、研究に役立てていきたいと思いました。(5年生、佐野綸)
今回の研修でイノベーションの事業に実際に携わっている方のお話を伺い、イノベーションについて深く知ることがができました。これまでも授業の中で書籍やインターネットを用いてイノベーションについて学んできましたが、実際に働いている方にお話を伺うと知らなかった情報が多く驚きました。また参加してくださった企業の方が質問にも丁寧に対応してくださり、より一層イノベーションに対する理解が深まりました。企業の方には感謝の気持ちでいっぱいです。研修で学んだことを活かし、将来イノベーションに関わっていきたいと思いました。(5年生)
株式会社リクルートホールディングス 広報部担当者様から貴重なお時間をいただきました。「個の尊重」のもと個の可能性を引き出す企業文化がイノベーションと深い関わりを持っていること知り、大変勉強になりました。また課題探究紹介の際にいただいた、グローバルな視点での的確なアドバイスを今後の研究に活かしていきたいと思います。(5年生)
今回の研修でご協力いただいた企業(敬称略)(今後実施予定を含む):JR東日本(高崎支社)、グッドアイ、マクドナルド、Slow Innovation、ANA、サイバーエージェント、estie、HIS、リクルート、atta、日立製作所、GROOVE X、マイナビ、クボタ、大塚製薬、JR東日本スタートアップ、コシダカ、スタディプラス、Liquid、ヤマダ電機、ZOZO、イノフィス、キリン、群馬銀行、群馬交響楽団
ご協力、誠にありがとうございました。
中央中等の3・4年生の生徒に向けて外務省高校講座をライブ配信にて実施しました。日本大使館の様々な活躍と取組について、フランス日本大使館の木戸大介ロベルト 参事官様に貴重な話をしていただいてありがとうございました。
生徒の感想
今回は、貴重なご講演ありがとうございました。私は元々国際関係の職業に関心があったのですが、講演を通して気になっていた情報を多く知ることができ、より興味を持ちました。職業についてインターネットで簡単に検索できる昨今、現場の方のお話を伺える機会は大変貴重で参考になりました。希望者座談会では、個人的な質問にも丁寧にご回答いただき、将来について深く考えることが出来ました。本当にありがとうございました。(4学年、宮田 愛美)
私がこの講演で印象に残ったのは、フランスで流れている東京オリンピックのCMです。それぞれ”スポーツ”、また”日本”のかっこよさが表現されていると思いました。
また、模擬国連などで私も触れることの多いSDGsでは、2021年の達成度でフランスは8位と日本より断然高く、とてもすごいと思いました。
採用のところでおっしゃっていた「頭脳は冷静に、ハートは熱く。」に共感しました。私も冷静に、やる気を持って行動したいと思いました。そして今は早く社会人になりたい、と思うことがありますが、学生の期間を大切に今しかできないことをしたいと思いました。(3学年、小野 日向)
「日本を飛び出して、自分の目で、耳で、口で、肌で、五感で世界を感じてほしい」というお話から世界は広いんだなと思った。これから大学に行って社会人になると思うが、今回のお話で聞いた世界の広さを感じて生きていきたいと思った。今回の講座を聞いて国家公務員という職業について知れた。世界を見て仕事ができる大使という職業は面白い職業だと思った。それぞれの国の良さを知って考え方を知って職業に活かせるという点が良い職業だと思った。これから大人になって海外旅行をする機会があると思うがそういうときに新しい職業について知れたら良いと思う。(3学年、鈴木 日彩)
日本外務省の国際協力局国別開発協力課の大島寛之様が Official Development Assistance (ODA) による講座を実施しました。中央中等の4年生の生徒123名に向けて「日本の開発協力 日本とアフリカのビジネスを支える人材を育成する」をテーマとした講義をライブ配信にて実施しました。
生徒の感想は外務省のODA出前講座開催報告専用ページをご覧ください!
自分は今回の模擬国連にカナダ大使として参加しました。今回のテーマが「2050年の人々を養うために」ということで、カナダの強みである高い穀物自給率と技術力を活用して、「穀物と技術を提供する代わりに人材派遣を要請する」という政策の下活動しました。結果的に南北アメリカで協力することになりました。また、アンモデでは日本大使とアメリカ大使のリーダーシップがとても素晴らしく、感銘を受けました。自分の国の国民や世界のことを考えなくてはいけない討議だったので緊張しましたが、とても良い経験となりました。 (15期生、 大瀧泰登)
今回僕は初めて模擬国連というものをやってみて、最初はよくわからなかったけど、最後には充実感が得られた。恥ずかしがって何も発信しないよりも、自ら積極的に様々な国の大使と交渉することが大切だと感じた。交渉しつつ、自国の国益も考えるところが難しかった。(15期生、井澤陽希)
僕たちの国(トルコ)ではイスラエルの大使と開始してすぐに協力をしてイスラエルの政策を実現するために行動を行いました。一回目のモデ(自由交渉)ではあまり協力をしてくれる国が集まらなかったのですが、2回目のモデで最初に大声でアピールしたことや、中東のみで行う予定だった政策を変更して興味を持ってくれた色々な国に声をかけるなど思い切った行動をできたことが今回の模擬国連の中で一番の良かった点だと思います。3月にもう一回あるのでそこでも賛同してくれた国と共に引き続きうまく進めていきたいと思います。(15期生、山下泰弘)
私はアメリカ大使として模擬国連に参加しました。アメリカは、カナダなどの計6カ国と協力をし、1枚のWPという、政策を書いた紙を提出しました。その内容の概要は、発展途上国が先進国から技術支援を受け、その見返りとして、人員派遣を行うというものです。この模擬国連では、様々な国の情勢等を知る機会となり、国際社会に興味を持つきっかけになりました。(3学年主任、古海先生)