模擬国連大会(1日目、3年生)

 模擬国連(Model United Nations, MUN)とは、国連を模倣した大学・高校などの学校の学生が模擬的な国連活動を体験できることを指します。この活動では、議題を持ち出し、模擬的な国際会議を行い、政治、文化、経済などの現象を考察し、それらを解決するための解決を提案することを目的としています。日本では日本模擬国連(JMUN)は1940年代に始まったとされています。それ以来、多くの高校や大学でこの活動が行われており、国際問題に関する知識やスキルを向上させることを目的としています。今年度は、「2050年 生徒2歳までの1000日間で、栄養不足に陥るこどもをゼロにすることを目指して」というテーマで第7回の模擬国連大会となります。


 今回、私は模擬国連で議長を務めました。32か国の大使が参加するこの会議を円滑に進行するという経験は非常に貴重なものとなりました。大使側については積極的な話し合いが笑顔を絶やさず行われていて、まさに中等生が目指す''World Citizen''の姿だったと思います。2日目の会議がどのような素晴らしい展開になるのか楽しみです。(加藤伊織、3年生)

 


 多くの国の賛同を得ることができるような案を考えるために、様々な国の大使とたくさん話し合いをし、協力を求めに行きました。その上で、自国のことはもちろん、他国についての知識もしっかり頭に入れておくことが必要だと感じました。今回の模擬国連で、自分の意見を主張することの楽しさ、そしてその意見が通った時の嬉しさを学びました。より良い決議案作成のために事前準備をしっかりして、2日目も精一杯頑張りたいです。(金井彩央音、3年生)