群馬県立中央中等教育学校
Gunma Prefectural Chuo Secondary School
群馬県立中央中等教育学校
Gunma Prefectural Chuo Secondary School
灰色の雲が空を覆い、まだ蕾のままの桜が枝に固く閉じ込められている校庭。卒業生たちは、そんな天候にも負けず、それぞれの胸に様々な思いを抱えながら、式典の開始を待っていた。
懐かしい仲間との再会は、喜びと寂しさの入り混じった複雑な感情を呼び起こす。卒業証書を受け取る瞬間、これまでの努力とそれを支えてくれた人々への感謝の気持ちが溢れ、同時に新しい世界への不安も心の奥底に潜む。
ふと目に入った桜のつぼみは、まだ硬く閉ざされたまま。しかし、その小さな蕾の中には、春の日差しを浴びて美しい花を咲かせようとする生命力があふれている。冬を越えて必ず美しい花を咲かせる桜は、どんな困難も乗り越えて希望の未来が待っているという象徴のよう。
式典が終わり、校舎を出ると、冷たい風が頬を撫でる。深呼吸をして、まだ春の訪れを感じられない空気を胸いっぱいに吸い込み、「さあ、新しい旅へ出発しよう」と自分に言い聞かせ、一歩踏み出す。
未来は真っ白なキャンバスのようなもの。これからどんな色彩でそのキャンバスを埋めていくのかは、自分次第。不安もあるが、それ以上に希望で胸がいっぱい。それは決して簡単ではないかもしれない。しかし、仲間と共に支え合い、桜のように困難を乗り越えていけば、必ず美しい未来が待っているはず。桜のつぼみがいつか必ず花開くように、私たちの夢も必ず花開く。そう信じて、私たちは未来へと歩き出す。
先月の前期課程百人一首大会は、とても感動的な経験だった。特に好きなふだは「秋の夕暮れ」。この歌は、秋の風景や季節の変わり目の感慨を美しく表現している。歌詞には細やかな描写があり、心に残る言葉が詰まっていると思う。大会ではその歌に力を入れて臨み、とることができた瞬間、本当に嬉しかった。自分の感じる「秋の夕暮れ」が他の人にも伝わり、評価されたことが嬉しさ倍増。このふだを通じて、日本の古典文学や感性がより身近に感じられ、歌に込められた思いに触れることができた。最後の大会でしたが、また百人一首かるたを楽しむ機会を探したいです。(3年生)
先月の前期課程百人一首大会は、最高に楽しかった!3年生の先輩たちと1年生の後輩たちと同じチームで競技できて、すごく嬉しかった。先輩方は経験豊富で、助けてくれることが多くて感謝してるよ。勝つことができなかったが、試合ではみんな一生懸命に頑張って、最後には楽しい思い出ができて、十分にいい結果だったと思う。(2年生)
先月の百人一首大会は、感動的で学び多き経験でした。特に「春過ぎて」のふだを取った瞬間は忘れられません。先輩や後輩との協力や交流も深く、競技を通して日本の文学や季節の美しさを再発見しました。負けはしましたが、チームワークと努力を通じて得た絆と楽しい思い出は、この大会の最大の収穫です。(1年生)
粂原 圭太郎(くめはら けいたろう )
京都大学経済学部経済経営学科を卒業しました。高校時代は平均偏差値80で、最高偏差値95を記録し、京都大学に首席で合格しました。2014年から3年連続で日本テレビ系列の番組『最強の頭脳 日本一決定戦! 頭脳王』のファイナリストになりました。小学生の頃から小倉百人一首競技かるたを始め、現在は八段の腕前です。2019年から2021年までの3年間、日本一の座である「名人位」に就きました。現在は論理力、記憶力、没頭力を同時に高めるエキスパートとして、全国各地で講演活動も行っています。また、オンライン個別指導塾「となりにコーチ」の代表講師として、小学生から社会人までの受講生の95%が成績を向上させています。具体的には、「1ヵ月でTOEIC® 550点から750点に向上」「1年で偏差値35から70に向上し、一流大学に合格」「3ヵ月で定期テストの成績を200位から2位に向上」などの成功事例があります。2022年には、医師の本田真美と協力して、個々の記憶特性を診断する「認知特性」の研究者として、「本田式認知特性研究所」を立ち上げるメンバーとなりました。さらに、学習参考書をテーマにした漫画『ガクサン』(講談社)の監修者でもあり、群馬県安中市の観光大使も務めています。
今回の開校記念講演会のお話で最も印象に残ったのはスマホについてでした。この文章もスマホで入力しているように、私の生活からスマホが無くなってしまったら普段のようには生活できなくなることが容易に想像できます。しかし、スマホはポケットに入っているだけでも悪影響がある、というお話を聞きこれからはスマホと少し距離を置いてみようと思いました。その他にも「勉強法」や「やる気」のお話など、これから向かう事になる受験に役立ちそうなお話を聞くことができました。これからは今回聞いたお話を参考にして自分の生活や勉強に役立てていきたいと思います。(3学年、小林紗藍)
開校記念講演会では、粂原圭太郎さんの「今日生き、明日を創る」という講演を聞かせていただきました。中等時代の思い出とともに勉強法などを聞かせてもらい、様々なことを学ぶことができました。その中でも私の心に強く残っている言葉は「if then planning」です。もし〜をしていたら〜をする。例えば、もし電車に乗っていたら単語帳を見るなどです。他にも、お風呂の時間や御手洗に行っている時間などがあります。日頃、なにか行っている時間に何勉強できないかなどを考えながら生活して、それを「習慣化」して行けるようにしたいです。(2学年、原澤瑠希)
粂原さんのお話を聞いて、効率的な勉強方法について多くのアプローチの仕方を学べました。選ぶという行為が集中力を欠くことに繫がると知り、驚くとともに日々の行動を習慣化して選ぶ回数を減らし、大事なときに選べるようにしていきたいと思いました。大学生になっても物事を習慣化させることは勉強面だけでなく様々な面で、必ず大切な役割を果たすと思うので、今日学んだことを心に留めて、日々精進していきたいです。(6学年)
今年の開校記念講演会では、平均倍率10.6倍という中央の狭き門をくぐり抜けた1期生の一人である粂原圭太郎先輩の貴重なお話を拝聴でき、非常に有意義な機会となりました。
この講演の中で印象に残ったのが、自分の「認知特性」を見つけて勉強法を決める、ということです。先生や優秀な先輩・同級生のやり方をそのまま真似するのではなく、自分の思考の得意・不得意を前提に勉強法を考え、実行していきたいと思いました。自分は1年生で、まだまだ未熟ですが、今できることを楽しみ、努力し、今後の人生を創っていきたいです。(1学年、岩崎天飛)
桑原さんの効率の良い勉強方法や中等生時代のお話は非常におもしろく、参考になりました。私は現在高校一年生ですが自分に合う勉強方法をまだ探していたので、粂原さんの応用がきいて今すぐにでも実践できる方法はとても興味深かったです。また中等の卒業生なので、今の自分の生活と直接比較できました。粂原さんの知識や考え方は自分にとって新鮮なものでした。素敵なお話ありがとうございました。(4学年)
勉強や生活全般に関する沢山のアドバイスを頂きましたが、「ウィルパワー」や「if then プランニング」など集中力が続きにくい自分にとっても痒いところに手が届く知識を知れて、早速生活に取り入れようと思いました。お話の至る所に粂原さん自身の経験やエビデンスが散りばめられていて、とてもためになる講演だったので、よく心に留め、生活時間を見直し、今しかできない充実した学校生活を送っていきたいです。(5学年、鄭雅文)
今年度のイングリッシュキャンプでは、群馬県中から来てくださったALTの方々による楽しい活動に加えて、生徒がALTの方と会話しながら食事を共にする活動や、生徒が、ほかの生徒に対して活動の説明と実行をすべて英語で行うというような、生徒が主体となって行う活動がありました。普段の英語の学習で得た知識を、「実際に使う」ことの難しさと重要性に気づかされた充実した2日間になったと思います。(2年生、佐藤旬)
私たちは、English Campで赤城に行き、充実した二日間を過ごしました。スキットやALTの先生によるアクティビティなども印象に残っていますが、他にも私は赤城での食事が印象に残っています。食事はすべてバイキングでした。主食や汁物、副菜、デザートなどたくさんの料理があってどれも絶品でした。また、ALTの先生方と会話をして英語に触れあえたことも楽しかったです。来年もまた赤城に行くのでバイキングが今からまた楽しみです。(1年生、氣屋村真公)
ALTの先生と一緒に会話をしながら夕食を食べました。会話をする中で、先生の趣味や好みについて知ることができました。先生も楽しそうに会話してくださり、先生との仲を深めることができました。少し文法を間違ってしまったときに先生が文の間違いを直して下さいました。このようなことも自分の糧にして、これからも英語のスキルを磨いていきたいです。(2年生、及川由悟)
10月23日から24日に国立赤城青少年交流の家で、English Campが行われました。群馬県全域から集まってくださった20人近くのALTの先生方や、19,20期生の先生方とたくさんの英語の活動を行いました。その中でも私が特に心に残った活動は、スキットコンテストです。私達の班は、3週間ほど前から準備を始め、面白くなるように原稿を書いてきました。スキットコンテスト予選の前日まで修正をしていた原稿で予選に臨みました。結果として予選突破はならなかったのですが、自分たちで作った原稿がみんなに笑ってもらえてとても嬉しかったです。(1年生、鈴木陽真)
私は二日間のEnglish Campに参加し、群馬県内各所から来てくださったALTの先生方とのふれあいの中で英語を始め、異文化についても理解を深めることができました。また、みんなでスキットやゲームなどの活動を共にし、協力する事で仲間たちとの絆がさらに深まったと実感しました。そして何より全員で全力で楽しむ事が出来たことが素晴らしかったと思います。私にとって忘れられない良い思い出を作ることができました。この貴重な体験を活かし英語のスキルアップを目指して、さらに努力し続けていきたいと思います。(1年生、鈴木怜央)
We went to English Camp at Mt.Akagi-yama for two days. Many ALTs came there for us students. ALTs introduced themselves for us. Some ALTs liked Pokemon and Pizza. They talked to us slowly so that we could understand them in English. But when talking among ALTs only, it was so fast that I was surprised. In skit contest, our team took 7 minutes to finish. And one of the ALTs said “It was too long,but nice.”. I was interested in how they liked various teams’ performances. That was a great two days of English Camp! (1st Grade, MORINIBU Hitomi)
私たちは赤城山での2日間のイングリッシュキャンプに参加しました。たくさんのALTの先生方が私たちのために来てくださいました。先生方は、私たちに自己紹介をしてくださいました。ポケモンやピザが好きな人が多かったです。先生方は私たちにはゆっくり話してくださったので理解できましたが、ALTの先生方同士で話すときはとても速くて、驚きました。スキットコンテストでは、私たちのチームは7分もかかってしまいましたが、ALTの先生に「長かったけれど、良かったよ。」と言っていただきました。私は、ALTの先生方のスキットの感想に興味をもちました。2日間のイングリッシュキャンプは、とても楽しかったです。(1年生、森鳰仁美)
私たちは10月23日から10月24日の2日間、English campに参加しました。私たち2年生は2度目のEnglish campということもあり、活動を去年よりもスムーズに行うことができました。5度の英語活動では受け身にならず、積極的に取り組むことができました。2日目のスキットコンテストでは私たちの班は2年生の中で優勝することができました。「どのようにすれば聴衆にわかりやすい英語で表現できるか」という事を考えながら原稿作成に取り組んだり、暗記したりしました。その中で自分のなかでので伝わりやすい英語のレパートリーを増やすことができました。(2年生、有代遙希)
自分は今回のイングリッシュキャンプで室長を努めたが、その役割を通して、班員と協力するリーダーシップやコミュニケーション能力を身につけることができた。Lunch/Dinner Discussionでも、英語で様々な話題について意見交換することで、そのような能力をさらに磨くことができたと思う。今後の実生活でもこのような力は役立つと思うので、とてもいい経験になった。(2年生、髙橋快斗)
美しい寺院や神社が印象的な京都。日本の伝統的な文化に触れられたことが素晴らしかったです。鹿とのふれあいを楽しみながら、大仏の圧巻の大きさも経験できる奈良。今年度の修学旅行は思い出に残る素晴らしい冒険でした。
1日目の奈良公園付近での班別研修では、奈良公園にいる鹿とたくさんの人が楽しそうに過ごしていたことが印象的でした。また、奈良の大仏がある東大寺では事前学習で得た学びを活かすことができました。普段近くで見ることのできない鹿を間近で見てリフレッシュできたことや、教科書でしか見たことのなかった歴史に直接触れてたくさんの学びを得たことで修学旅行のいいスタートが切れた1日目の判別研修となりました。(3年生、天田香穂)
2日目には、班別研修がありました。班別研修では、様々な歴史的建造物を見て回ることで、その建物が作られた経緯や歴史などを学ぶことが出来ました。一つ一つの建造物はとても迫力があり、昔の人々の努力が垣間見えました。自由行動の仕方についても、常に時間を気にかけ、計画通りに行動を進めることができて、とても充実した一日を過ごすことができました。良い経験が得られて本当に嬉しかったです。(3年生)
最終日のクラス別行動で、私たち3年4組は伏見稲荷大社を見学した後、京都タワーで和菓子作り体験を行いました。伏見稲荷大社ではクラスの中でもさらに分かれて各自行動しました。帰り、数人の友達と千本鳥居をバックに綺麗な写真を撮ることができて嬉しかったです。その後の和菓子作り体験では、きんとんと桜の練り切りを作りました。作り方を職人さんに教わりましたが、あんこが手にくっつき、思うように形が作れず大変でしたが、食べてみると味はしっかりしていて美味しかったです!とても貴重な経験でした。(3年生、萩原紬)
私は,修学旅行へ行くことも京都、奈良へ行くことも初めてのことでしたがたくさんのことを学んできました。活動の一環であるクラス別研修で、私たちのクラスは平等院鳳凰堂と伏見稲荷大社へ行きました。いつもは、教科書を見て勉強していましたが、実際に現物を見てみると今までの印象とは全く異なるものでした。この修学旅行で学んだことを今後の生活に活かしていきたいと思います。(3年生)
修学旅行1日目は移動日でした。朝5時頃、肌寒い小雨の中登校しました。バスで成田へ向かい、出国審査後の自由時間に、朝食を食べていなかった僕は一風堂でラーメンを食べました。搭乗後は映画を見る人が多かったです。座席はかなり窮屈でしたが、機内食は美味しかったです。7時間のフライト後シンガポールに到着すると、すぐに湿気を感じました。空港からの移動中では高層ビルが並び立ち、田舎の群馬との差を感じました。夕食はスチームボードという海鮮鍋で好みが分かれたようです。ホテルに到着し、翌日からの活動に備えてすぐに就寝しました。(小渕光成)
修学旅行2日目ではNUS(シンガポール国立大学) 、ガーデンズバイザベイやサイエンスアートミュージアムへ行き、シンガポールフライヤーにも乗りました。NUSでは現地の大学生に自分たちの課題研究の内容を聞いていただき、キャンパス内の案内もしていただきました。大学生が私達の発表を親身になって聞いてくださり、アドバイスもくださいました。そして夜にはクルーズ船に乗ってシンガポールの夜景を見ました。本当に綺麗で感動しました。初めて経験することの多い1日でしたが、とても楽しかったです。(江崎光咲)
修学旅行3日目では、シンガポールでのイノベーションの現状を知り自身の課題研究を進めるために、5~6人の班ごとに分かれて、企業訪問を行いました。実際に企業の方々からお話やアドバイスを頂いたことで、生徒全員が多くの学びを得ることができました。班別行動では、NUSの学生とともに日本では味わうことのできない料理を食べ、多くの観光地を巡ることができました。ナイトサファリでは、普段は知ることのできない夜の動物の習性などを見ることができました。全員が好奇心に溢れて3日目を過ごすことができました。(坂巻慎之輔)
5年生修学旅行の4日目には、セントーサ島にある「シロソ砦」と「シロソビーチ」、「USS」を訪問しました。シロソ砦ではシンガポールの歴史を学び、日本では見られない青く澄んだ海と白い砂浜のシロソビーチでは、波打ち際ではしゃいだり岩に登って南国の雰囲気を楽しむ生徒が見られました。USSでは多くの生徒がお揃いのカチューシャを身につけ、アトラクションを制覇しようとパーク内を歩き回りました。それぞれがそれぞれの楽しみ方で修学旅行最終日を満喫していました。(齋藤優衣)
交通安全教室の一環としてスケアードストレートが実施されました。とても暑い中でしたが、全校生徒が一堂に会しプロのスタントマンの実演を見ました。スタントを通じて事故の衝撃や恐ろしさを視覚的に理解することができ、より交通意識が高まるとともに交通ルールやマナーの確認になり、とても効果的な活動だったと思います。中央中等の生徒がヒヤリ、ハッとすることが少しでもなくなるように学校全体として交通意識を高めていきたいです。(5学年、飯ヶ濱環)
9/28(木)に全校を対象とした、交通安全教室がありました。スケアードストレート-恐怖を直視させるという言葉の通り、交通事故を模擬的に再現していただきました。自転車の並進走行や、二人乗り、傘をさしての運転は、非常に危険であること、トラックや車に死角、内輪差があることを学びました。自分で自分の身を守るためにも、ヘルメット着用や、ルールを守ることを常に意識し、これからの生活に活かしていきたいです。(3学年、篠原茉理果)
私は先日スケアードストレート(交通安全教室)という行事で代表として、「イヤホンを耳につけているとどれほど音が聞こえなくなるのか」ということを実際に体験させていただきました。すると、イヤホンをしているとクラクションの音まで完全に聞こえなくなっていました。他にもスケアードストレートでは、事故に関する様々な怖さを知ることができました。これからも、事故の怖さを忘れず、安全に過ごせるように心がけようと強く思いました。(1学年、小池尊)
私達、20期生は8月30日に尾瀬ネイチャーラーニングに行きました。尾瀬ネイチャーラーニングでは尾瀬の美しい自然を楽しみ、色々なことを学ばせていただきました。尾瀬に行くまでのテーマ決めには講師の先生、尾瀬学習にはガイドさんなど私達のためにたくさんの方々が協力してくださいました。尾瀬での新しい発見や自然の大切さがより実感できた体験だと思います。ご協力いただきましたこと心より感謝いたします。(辻果莉菜、1年生)
8月30日、私たちは尾瀬国立公園に行ってきました。そこで私たちは自然本来の姿を見ることが出来ました。尾瀬に着いて歩き始めると、人の手がほとんど加わっていない世界が広がっていました。また、私たちの班はなんと、小鹿を間近で見ることができたのです。これはありのままの自然だからこそ見れた景色なのだと思います。尾瀬は私たちを癒してくれた素晴らしい場所です。また行きたいです。
尾瀬国立公園、ばんざい!!!(氣屋村 真公、1年生)
走り出したマイクロバスは鬱蒼とした森の道を駆け、到着した先は、群馬の誇る尾瀬。小鳥や木々の美しい歌声と、息を呑むような大湿原、悠々と流れる小川、めったに見られない野生動物。それらがそこにあった。私は、自然の雄大さ、重要さを改めて感じ、身近に自然があれば生活はより良くなると考えた。今、地域に残る自然を大切にするだけでも、豊かで楽しい生活に変わると思う。これからは、身近な自然にも目を向けて生活していこうと思う。(新谷寛明、1年生)
こんにちは。赤団団長中嶋惇貴です。初の試みである高崎アリーナでの3年ぶりの体育祭は楽しめたでしょうか?最高学年として体育祭の準備は想像を絶するほどの大変さでした。実行委員の方々はこれ以上に大変だったことでしょう。
人生でたった一回の最高学年としての体育祭で、自分の好きな色の団で、この団員で優勝することができてこの上なく幸せです。また15期生から20期生の代で体育祭を開催したことは少なくとも僕の記憶に残り続けます。何年か先「あの年の体育祭は一味違ったな」と思ってくれる人が一人でもいたら最高に嬉しいです。
最後に令和五年度の体育祭を開催するに当たって関わってくださった高崎アリーナの方々や諸先生方また生徒の皆さんご協力ありがとうございました。(中嶋惇貴、6年生)
僕達にとって初めての体育祭は、とても素晴らしかったです。僕達の見せ場であるダンスでは、みんなが練習に熱心に参加し、本番でも素晴らしいものが作れてよかったです。最後の結果発表で、一位と発表されたときは嬉しかったですが、その後に赤団全員で応援歌を歌ったときは、とても感動的でした。この体育祭の中で、先輩たちの頑張りを目の当たりにし、沢山の刺激を受けました。この体育祭での経験は一生の宝物です。(石北雄誠、1年生)
僕にとって今回の体育祭は初めてでした。最初は色々と不安な事がありましたが最高の思い出になりました。一番印象に残っているのはダンスです。練習ができる機会が少なく全体でのフォーメイションなどまだできていないとこもありました。しかし、一人ひとりが家などで自主練習をしたりと頑張ったおかげで上手くいき、会場もとても盛り上がりました。楽しかったことも悔しかったこともありましたが最高に楽しい体育祭になりました。(阿部三殊、2年生)
中等に入学して早4年。初めての体育祭でした。2年前にも紫陽祭を経験しましたが、その当時は教室でクラス全員でダンスの練習をすることさえできませんでした。今年は教室でわからない振りを教えあって、調子に乗って1.5倍速で踊ってみて、汗だくになって、それを笑い合って。体育祭当日も仲間の笑顔を見ながら声を出して応援し合って。当たり前の日常が戻ってきていることを実感しました。マスクを外したクラスメイトの笑顔はすごく輝いていました。(関口怜那、4年生)
今回の体育祭は初めて高崎アリーナでの開催ということで今までの体育祭とは異なる点が多く、当日までの準備や当日大変ではあったと思いますが高崎アリーナで行われたことにより一体感も生まれ、思い出に残る体育祭にすることができたと思います。今回高崎アリーナで開催できたのは先生方や先輩方のお力があってこそのことなのでとても感謝しています。次の体育祭もみんなで盛り上げていってほしいです!(江崎光咲、5年生)
私が中等に入学して2ヶ月ほどで行われた体育祭で、ダンスを教えにきてくれた6年生の先輩方にとても仲良くしていただき、中等の良さを1番最初に感じたきっかけが体育祭のダンスでした。1年生の頃からダンスリーダーができればいいなと思っていて、それが実現できた上にダンス賞をいただき、とても思い出に残る体育祭になりました。6学年で1つの事を完成させる素晴らしいさを学び、本番は仲間たちとすごく楽しい時間を過ごせました。(石井寿奈、6年生)
二年前、コロナ禍の影響で開催することのできなかった体育祭。私にとっては初めての体育祭で、緊張しながらも高崎アリーナという大きな会場でみんなの心を合わせて踊ったダンスの高揚感はとても刺激を得られるものとなりました。体育祭前はほぼ毎日のダンス練習や三年生が主導となる前期生だけでの合同練習だったりと、忙しい毎日が続く中で一人一人が率先して行動する姿に私自身もたくさんの学びを得ることができました。(小林結衣、3年生)
黒団は、マツケンサンバ・high hopes・がむしゃら行進曲を踊りました。振り付けが難しく苦戦しながらも、クラスのみんなと一生懸命練習をしました。体育祭当日、練習した成果を発揮することができ、曲の最後ではみんなが弾けるような笑顔を見せていたことがとても記憶に残っています。
そして黒団はダンス賞をいただくことができました。ダンスの振り付け・曲・フォーメーションを考えてくださった先輩達には感謝してもしきれません。次の体育祭は、私たち4年生が中心となって行います。2年後の体育祭にご期待ください!(高﨑有加、4年生)
真夏の蝉のように叫び火花を散らした体育祭は 、驚くほどあっという間でした。全力で応援したり競い合ったりする楽しさを実感しました。生徒たちの喜ぶ笑顔や、悔しがる顔を見たとき。会場に応援する声や、歌声が響き渡ったとき。体育祭実行委員の一員として競技の企画に携わらせて頂いた私は、この上ない喜びを感じました。実行委員や先生方、アリーナの方々のご尽力があってこその成功です。本当に有難うございました。(藤塚結乃愛、5年生)
アントニン・ドヴォルザークの『チェロ協奏曲 ロ短調 作品104』とピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの交響詩「ロメオとジュリエット」は、クラシック音楽の喜びを紹介するための素晴らしい作品です。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、チェロの表現力を見事に示した傑作です。感動的なメロディや巧妙なパッセージにより、協奏曲は聴衆を忘れられない旅に連れて行き、クラシック音楽の複雑さに対する感謝を育むことでしょう。
チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」交響詩は、シェイクスピアの悲劇的な恋物語を魅力的な音楽で描いたものです。感情を呼び起こすメロディや劇的なオーケストレーションが物語を生き生きとさせ、生徒は音楽を通じてストーリーテリングの力に没頭することができたでしょう。
これらの作品は、若いリスナーにとってクラシック音楽への入り口となります。チェロ協奏曲と「ロメオとジュリエット」交響詩は、感情の深さ、技術的な輝き、魅力的なストーリーテリングを組み合わせています。これらの作品を探求することで、自分自身の芸術的な探求を鼓舞し、この豊かな芸術形式への一生涯にわたる愛情を育むことができると思います。群馬交響楽団の皆様、とても貴重な観賞時間をありがとうございました。
まず、「ロメオとジュリエット」では初めにハープの美しい旋律が奏でられ、その後両家の抗争を表すかのように様々な楽器が激しくなっていくなど物語性があって面白かったです。特にジュリエットが短剣で突くシーンのシンバルが会場に響き渡っていて素晴らしかったです。また、「チェロ協奏曲」では鳥羽さんのソロが際立っていて、他の楽器との調和もとれていて美しかったです。特にヴァイオリンのソロとの共演が印象に残りました。(2年生)
会場の中に鳴り響く、始まりを告げるブザー音。ざわめきから一転、しんと静まり返る会場。こうして今年も芸術鑑賞教室の時間がやってきた。1曲目はチャイコフスキーの「幻想的序曲 ロミオとジュリエット」。一瞬で世界観に引き込まれた。曲が盛り上がっていくにつれて鼓動は早くなり自然と体が前に傾いていく。コロコロ変わる曲調に心が踊った。2曲目はドヴォルザークの「チェロ協奏曲 ロ短調 作品104」。オーケストラの全奏での迫力ある堂々とした演奏。そして呼吸を忘れるほど美しいチェロの独奏。チェリストの鳥羽咲音さんの生き生きとチェロを演奏する姿から目を離せなかった。本当にあっという間の1時間半だった。この演奏会での感動は私の記憶に残り続けるだろう。群馬交響楽団の皆様、鳥羽咲音さん、貴重な体験をありがとうございました。(黒木奏、4年生)
今年度の芸術鑑賞教室では、群馬交響楽団による演奏を拝聴しました。
始めに演奏いただいたのは、チャイコフスキー作曲の「ロメオとジュリエット」。以前、私が管弦楽部で演奏に加わらせていただいた、プロコフィエフ作曲の「ロメオとジュリエット」とは異なった表現が多く見受けられ、特にクライマックスである、ロミオとジュリエットの死のシーンにおいて、悲劇的な場面に加えて昇天していくような、何処か神秘的な旋律に心を動かされました。
続いて演奏いただいたのはドヴォルザーク作曲の「チェロ協奏曲」。オーケストラとチェロの独奏とが、互いを支え合うように構成されたこの曲では、群馬交響楽団とチェロ独奏者の支え合い、旋律の呼応が見て取れました。優しく流れる旋律から激しく刻まれる旋律まで、両者が大変素晴らしく表現しており、両者の呼応に惹き込まれる演奏でした。
今回の鑑賞を通して、芸術の伝える世界やメッセージを強く感じることができ、自分の感受性を改めて見つめる機会になり、大変有意義な時間となりました。(田口博希、6年生)
芸術鑑賞教室では、群馬交響楽団の方々の素晴らしい演奏を聴くことができました。群馬交響楽団の方々の演奏は、時に優しく穏やかな、時に激しく情熱的な音色を私たちに届けてくれました。チェロ協奏曲では、鳥羽咲音さんの感情豊かなチェロの音と伴奏のオーケストラの音の重なりが会場全体に響き渡り、メロディーによって変化していく音の表情がとても鮮やかでした。有意義な時間となって良かったです。(1年生)
6/2に芸術鑑賞教室が行われた。今年度は群馬交響楽団による高校音楽教室で、チャイコフスキーの幻想的序曲〈ロメオとジュリエット〉、ドヴォルザークのチェロ協奏曲 ロ短調 作品104の演奏だった。今回のチェリストは、なんと世界で活躍する18歳の鳥羽桜音さんで、同年代のプロが奏でる音にとても感動した。我が校の管弦楽部員は深みのある音に魅了され、翌日の練習では音楽教室の話題で持ちきりだった。世界への憧憬を抱かざるを得ない素晴らしい音楽教室だった。(春山紗希、5年生)
3年に1度の高校音楽教室ということで、普段クラシックやオーケストラに馴染みがない人にとっては貴重な機会だったと思います。今回演奏していただいた2曲はどちらも有名な曲で、特に2曲目のドヴォルザークのチェロ協奏曲では、ソリストの鳥羽さんの演奏に心打たれました。鳥羽さんの表情、弾き方から伝わる魂のこもった演奏はとてもすばらしかったです。また3年後にもこのような機会があると思いますので、それを楽しみにしたいと思います。(3年生)