前期
みなさんこんにちは!前期バドミントン部です。部員数は、二年生十四人、一年生三人の、合計十七人で活動しています。顧問の高岩友美先生と高橋駿先生、そして副顧問斎藤史子先生に、優しく楽しく、そして時には厳しく、指導をしてもらっています。外練習では主に走り込みや筋トレ、体幹を鍛えるなどの基礎体力作りに励み、体育館が使える日は、ノックや試合などの実践的練習を行っています。そして土日には練習試合や強化練習などを行っています。
それではバドミントンに関するクイズを出題します。プロのバドミントン選手のシャトルの初速はどのくらいのスピードでしょう。正解は・・・なんと時速四00キロメートル!新幹線の時速三00キロメートルを超えているんです。ところが、この球速が相手選手の手元に達する頃には、時速六0キロメートルくらいに減速します。この緩急差がバドミントン最大の魅力であり、奥深さでもあります。
そんな面白いスポーツを行うバドミントン部では、いつも笑顔が絶えません。先輩後輩や、男女の垣根を超えてみんな仲が良いのでリラックスして練習を行うことができています。また、部員一人一人が練習メニューを提案し、みんなで話し合って協力しながら、自主的に活動しています。三年生が引退し、新体制で迎えた新人戦では、男子団体、男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルスが県大会に出場することができました。県大会では残念ながら初戦または二回戦で敗退となりましたが、それぞれが改善点や反省点に気づくことができ、日々リベンジに向けてより一層熱い練習に励んでいます。次の夏の大会に向け、部員みんなで全力で頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
後期 女子
私たち後期女子バドミントン部は、五年生三人、明るくて可愛い四年生七人、個性的で元気いっぱいな三年生三人の計十三人で活動しています。良い意味で先輩後輩間の壁がないので、過ごしやすい雰囲気で和気藹々と練習に取り組んでいます。普段は男子と合同で練習していますが、他の部活にはあまりない男女合同での練習に楽しく励むことができるのもバドミントン部の良さであり、強みだと思います。辛い練習でも声を掛け合うことができるので、バドミントン部は毎日笑顔で溢れています。優しくて頼りがいのある先輩が引退されて、新体制になった私たちは団体戦で最低でも一勝することを目標に練習を重ねてきました。普段の練習では基礎打ちやノック、パターン練習などを行っています。仲の良さと結束力を生かして、日々楽しく個々の実力に磨きをかけることができました。
そして迎えた新人戦の団体戦当日、以前に一度負けたことのある高校との一回戦に臨みました。試合に出場したメンバー全員が実力を発揮することができ、見事勝利を収めることができました。偉大な先輩方が引退してしまってから団体戦での勝利が遠ざかっていて、どこか諦めた気持ちになりかけていたところでの勝利だったのでとても嬉しかったです。もちろん勝利も嬉しかったですが、何よりも感動したのは応援の声とチームの雰囲気でした。試合に出る人も出ない人も全員が最後まで全力で応援し、コートで頑張る仲間を支えることができました。その応援があったからこそ、追い込まれた状況でも粘ることができたのだと思います。また、この勝利は私たち部員の力だけではなく、顧問である福島先生の力も大きいです。支えてくださる周りへの感謝の気持ちを忘れず、これからも明るくお互いに支え合える部活であり続けたいです。
後期 男子
「体はラケットで出来ている。血潮はグリップテープで心はシャトル。幾たびの試合を超えて不敗。ただ一度のフレームショットもなく、ただ一度のサーブミスもなし。担い手はここに独り。ラケットの丘でカーボンを鍛つ。ならば我が生涯に意味は不要。この体は、無限のラケットで出来ていた―。」これは我らが後期男子バドミントン部に受け継がれてきた訓示だ。この訓示を知るものはもはやいないといっても過言ではないだろう。しかし、我々後期男子バドミントン部はこの訓示を復活させるべく機会をうかがっている。
夏は極暑、冬は極寒。窓をあければシャトルの軌道が狂う。そんな過酷な環境の中、我々は日々鍛錬を積んでいる。
現在、我ら後期バドミントン部は個性しかない総勢二十人で構成されている。日々の練習は第二体育館で(たぶん)めちゃくちゃ優しい後期女子バドミントン部と共に行う。練習内容は様々で、かなりきついフットワークや技術を磨くノック、動きやショットの精度を確認するパターン練習などがある。ごく稀に鬼ごっこもする。休みは水曜日と日曜日の二日間。各自日頃の心身の疲れを癒す。
前回の大会の成績は二回戦敗退。ベスト八を目指していた我々にとってあまりにも早すぎる敗戦だった。我々はなぜ負けてしまったのかを話し合い、次の試合へ向けて日々鍛錬を続けている。
しかし、我々が毎日真剣に、また楽しくバドミントンができるのは体育館の開け閉めをしてくださったり練習試合を組んでくださったりする顧問の先生や、ラケットやシューズを買ってくださった親のおかげである。我々は支えてくれる全ての人に感謝をして、時に勝利のため全力で、時に皆で楽しみながらこれからも部活動に励んでいきたい。