2019年9月の記事一覧
10月3日には学校の体育館で開校記念式典が行われます。
今年度の講演は、映画監督の清水崇監督です。
現在、日本科学未来館にて、上映されている世界的な物理学者大栗氏ら早々たるスタッフのもとので構想された体感型映像「9次元からきた男」超大作ですので、ご覧になった方も多いと思います。
深く物理、宇宙などを研究する人だけを魅了するだけでなく、まったく宇宙に興味のない人たちにとっても、美しい映像と不思議で壮大な体感となる作品です。
また、2020年から全国ロード、世界的な規模の上映が予定されている「犬鳴村」は、すでに、海外からのオファーも多く、単なるホラー映画として分類するだけでは足りない主張ある作品として、すでに評価されています。
私たちの同輩として、
講演をお願いできたことは、まれにみる恵まれたチャンスです。
演題は「好きな自分でいるために」で
講演+生徒との対談形式の講演の2本立てとなります。
清水監督のお考えや参考になる経験を知るばかりか、現 中等生の姿も知ることのできる企画となっております。
10月3日(木)
13時45分~15時10分の間、第1体育館で行われます。
卒業生で、観覧されたい方は、
https://timeline.line.me/post/_dRzdZmfzwx7zMZ30Ox1lxw7Q_ld0LOTVS1Lks7g/1154247622707014708
LINE 群馬中央同窓会 トークでお申し込みするか
中央中等教育学校 027-370-6663 学校事務室から副校長あてに事前に希望をしたい旨連絡ください。
(その際、何期卒かと連絡先、お名前を必ず申し出てください。)
清水崇監督のプロフィール
/映画監督(中央高等学校26期生)
1972年前橋市生まれ。群馬県立中央高等学校卒業後、近畿大学文芸学部にて演劇を専攻する。
同郷である群馬県前橋市出身の小栗康平監督作品の群馬県製作映画『眠る男』に見習いスタッフとして参加。これを機に上京し、映画やテレビドラマ、Vシネマなどにスタッフとして参加。幾多の監督に従事しながら、映画美学校にて学ぶ。
同校の講師でもあった黒沢清、高橋洋監督らの薦めで、関西テレビのオムニバスホラー『学校の怪談G』での短編で監督デビュー。
この短編を元に製作されたVシネマの「呪怨」シリーズ(99)が口コミで話題となり、劇場版1・2(01、02)が国内外で単館系ロングランのヒット。
これを受けて、サム・ライミ監督によるプロデュースの元、ハリウッドデビュー。USリメイク版『THE JUON/呪怨』(04)は日本人初の全米№1を果たし、続く『呪怨パンデミック』(06)も全米で初登場№1となる。
その他の主な作品に『輪廻』(05)、『ユメ十夜~〝第3夜〟』(07)、『戦慄迷宮』(10)『ラビット・ホラー』(11)、『魔女の宅急便』(14)、『こどもつかい』(17)など。
近年は、国内外でプロデューサー業も兼任し、ホラーやスリラーを中心に、ファンタジー、コメディ、SF、ミステリーも手掛ける。
オムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』(17)の一篇〝少年の詩〟では、生まれ故郷の前橋市を舞台に親子の一日を描いた。
3Dドームによる短編科学映画『9次元からきた男』(16)では、科学の最先端“ひも理論(超弦理論)”をエンタメに昇華して、世界各国の賞を受賞。現在も日本科学未来館にて上映中。
2020年には、福岡県に実在するトンネルと都市伝説をモチーフにした最新作『犬鳴村』が公開を控えている。
文責 会長 大畠聡