中央高校から中央中等教育学校へ改編

1963年(昭和38年)4月に第1回入学が開催され、中央高校がスタートいたしました。そして、1966年(昭和41年)3月に第1期生が卒業し、群馬中央同窓会が始動しました。

そして、44年間にわたり、13,400名を超えるすばらしい同窓生を輩出してきた中央高校は、その輝かしい歴史を消すことなく、2009年(平成21年)3月、継志式を行い、中央中等教育学校に改編されました。

同窓会長はじめ多くの同窓会員の皆様の温かい支援を受け、私たち中央中等教育学校の職員、生徒、PTA会員は、「中央」の名と中央高校創立以来の教育理念である”フロンティアスピリット”、および校歌を末永く継承し、文武に励んでいきたいと考えています。

学校の沿革
平成12年10月02日
群馬県中高一貫教育研究会議が、中高一貫教育の基本的な考え方を公表する。
  14年01月08日
群馬県立中等教育学校の設置構想が公表される。
     09月18日
群馬県立中等教育学校の基本構想が県教育委員会で承認される。
  15年01月06日
校名を「群馬県立中央中等教育学校」とすることが公表される。
     03月12日
群馬県議会において、県立学校設置条例の一部改正が議決される。
     04月01日
群馬県立中央中等教育学校が設立される。
  16年04月07日
第1回入学式を県知事出席のもと、本校体育館において行う。
  17年12月22日
明石康県立女子大外国語研究所所長を迎え開校記念式典(記念講演会)及び交流館落成記念式典を行う。
  21年03月01日
群馬県立中央高等学校閉校にともない、継志式を本校体育館において行う。
  22年03月01日
第1回卒業式を本校体育館において行う。
  25年10月03日
開校10周年式典を行う。
  26年04月
文部科学省よりスーパーグローバルハイスクールに指定(5カ年)
歴代校長
 初代
 若林 勝利
 平成15年4月1日~平成18年3月31日
 2代
 石原  保
 平成18年4月1日~平成20年3月31日
 3代
 小笠原敬三
 平成20年4月1日~平成22年3月31日
 4代
 矢島  正
 平成22年4月1日~平成24年3月31日
 5代
 生形  優
 平成24年4月1日~平成25年3月31日
 6代
 木村 淳一
 平成25年4月1日~平成27年3月31日
 7代
 松本 昭彦
 平成27年4月1日~平成29年3月31日
 8代  清水 照久  平成29年4月1日~令和 2年3月31日

 9代

10代

 田島 公基

 中西 信之

 令和 2年4月1日~令和 4年3月31日

 令和 4年4月1日~令和 6年3月31日

学校運営

1 教育目標 

(1) 豊かな人間性と創造力の育成
(2) 国際的なコミュニケーション能力の育成
(3) 日本や世界の文化、伝統に対する深い理解

2 目指す生徒像  

World Citizen(地球市民としての日本人)  

(1) 国際的な視野を持ち、進んで課題を探究し解決できる十分な知識、能力、態度を身につけた生徒
(2) 深い思いやりの心と豊かな社会性を備え、世界の人々から信頼される生徒
(3) 英語コミュニケーション能力を備え、進んで国際社会に参加し貢献できる生徒

3 教育方針及び本年度の重点目標  

(1) 教育方針  

① 基礎・基本の確実な定着を図るとともに、学ぶ意欲や課題解決力を育成する。
② 自ら判断し、自主的・自律的行動ができ、環境や美化に配慮できる「地球市民としての日本人」を育成する。(Noチャイム、Noガベッジ、Noオーダー)
③ 6年間を通した特色あるカリキュラムを編成し、教育内容の一層の充実を図る。
④ キャリア教育の充実を図り、公共性の育成や多様な表現力の向上に努める。
⑤ 部活動・生徒会活動の活性化を図り、生徒の自治意識を高めるとともに自主的・実践的態度を育成する。

教育基本計画

1. 生徒に身につけさせたい資質・能力

(1) 生徒の個性や能力を伸長させ、将来に生きてはたらく真の学力を身につけさせる。

(2) 他人を思いやる豊かな心を持ち、自分の考えを表現できる能力や創造力を育成する。

(3) 日本語と英語の言語能力を伸長させ、国際コミュニケーション能力を身につけさせる。  

2. 教育課程編成上の基本方針

(1) 基礎・基本の確実な定着を図るとともに、学ぶ意欲や課題解決力を育成する。

(2) 自ら判断し、自主的・自律的行動ができ、環境や美化に配慮できる「地球市民としての日本人」を育成する。

(3) 6年間を通した特色あるカリキュラムを編成し、教育内容の一層の充実を図る。

(4) キャリア教育の充実を図り、公共性の育成や多様な表現力を向上に努める。

(5) 部活動・生徒会活動の活性化を図り、生徒の自治意識を高めるとともに自主的・実践的態度を育成する。

3. 特色ある教育

(1) 1学級30人の学習集団を基本とし、英語、数学等の指導は、15人程度の少人数で行う。

(2) 外国人教師やALT等を積極的に活用した授業を展開する。

(3) 海外修学旅行やホームステイによる海外語学研修を行う。

4. 豊かな心と創造力を育成するために

(1) 学校独自の教科を通して、日本や外国の芸術・文化について系統的に学習する。

(2) 道徳及び各学年のLHR等を通して人間としての生き方について自覚を深める。

(3) 部活動を充実させるとともに、ボランティア活動や自然体験活動を積極的に取り入れる。

各学習ステージの概要

中央中等教育学校では、生徒の発達段階に応じて6年間を3つの学習ステージに分けました。

基礎期(1・2年生)では

● 全教科の基礎的・基本的な知識や技能をしっかり身に付けます。

● 基礎的なコミュニケーション能力を、日本語中心に身に付けます。

● 家庭における学びの充実を図り、きちっとした学習習慣を身に付けます。

充実期(3・4年生)では

● 基礎的・基本的な知識、技能を活用する能力を身に付けます。

● 実践的なコミュニケーション能力を日本語・英語で身に付けます。

発展期(5・6年生)では

● 知識、技能を活用して、積極的に表現する能力を身に付けます。

● 「地球市民」としての国際コミュニケーション能力を英語で身に付けます。

● 文系、理系に分かれて、生徒の進路希望に応じた学習を行います。

施設について

少人数教室
英語、数学を中心に16人程度の少人数学習を行います。

ICTルーム
32台のパソコンが使用できるICTルームを2つ設置してあります。

日本文化学習室
芸術や国語、道徳の授業で日本の芸術や伝統文化を幅広く学習します。

マルチメディアライブラリー (MML)
コンピュータを幅広く活用できる設備の整った図書館で、外国語の本を数多く揃えています。

中央ホール
外国人の先生や留学生と交流を行いコミュニケーションを図ります。

交流館
学習合宿や部活動の合宿を行うためのコミュニケーションルームや宿泊室、日本文化を体験できる和室や茶室を設置しています。

カフェテリア
セルフ形式の食堂です。お弁当を持ってきた人も一緒に食事を取ります。

中央中等教育学校校歌

本校の校歌は、前身となる群馬県立中央高校の校歌を引き継ぎます。
1965年3月、中央高校校舎落成開校記念式典の際に、制定されました。
作詞は草野心平氏、作曲は渡辺浦人氏です。草野心平氏(1903~1988)は、歴程派の詩人として名高く、群馬県にもゆかりのある作家です。また渡辺浦人氏(1901~1994)は文部省音楽教科書検定委員、器楽教科書編纂委員、日本民族音楽協会理事、日本童謡協会理事、愛知芸術大学教授等を務めた作曲家として知られています。
中央高校の精神であるフロンティアスピリットを本校でも受け継ぎ、発展させていきましょう。

中央中等教育学校校歌(斉唱).mp3

中央中等教育学校校歌(伴奏).mp3

(JASRAC許諾番号第E1603153262号)

校章の由来

デザイン

「G」は地名の群馬、「C」は校名の中央、「S」は中等教育学校の「Secondary School」で、この3つを基調に、地球がイメージできる親しみやすいものとした。また、中心部の[S]は握手をイメージしており、地球市民としてみんなで協力する大切さを表現した。色は、「G」は緑は大地、「C」は青で空、「S」は赤色で太陽を表している。さらに、GCSには本校の目指す生徒像として次の意味もある。

G=Goodwill(思いやり)

C=Confidence(自信、信頼)

S=Superb(超一流、優秀)

入選者(原作者)

工藤 和久 氏  (青森県弘前市在住)

教育課程について

中央中等教育学校の生活について

令和5年7月時点における本校の「生徒心得」と「服装規定」です。これまでも生徒会が中心となり、改定をしてまいりましたが、今後も社会の動きや気候の変化等を踏まえ、必要に応じて見直しを行ってまいります。

生徒心得&服装規定.pdf